ITmedia「Snow Leopard vs. Windows 7――企業向きなのはどちら? (1/2)」の記事から。
「Snow Leopard 」と「Windows 7」のそれぞれの良い点、悪い点を挙げて比較しているようにみせて :-p Windows 7 の方が向いていると結論づけているわけですけれども…
そもそも立ち位置が違うわけで。すでにある Windows 環境から Windows 7 へ移行するのと、Snow Leopard へ移行するのでは意味が違いますよね。
これまでのソフト資産、持っているリテラシーがピンからキリまでいる従業員の新たなサポートなどのコストを単純に考えたって、Windows 7 の方がそりゃ良いでしょう。
その答えは明白だ――Windows 7だ。Windowsに対応したソフトウェアの方が数多く開発されているのに加え、Windows 7の企業向けエディションにはXPモードが搭載されることも忘れてはならない。これは、Windows XPで動作するアプリはすべて、Windows 7でも動作することを意味する。さらに、企業はSnow Leopardで直面するようなアプリケーション互換性問題を心配する必要がないことも意味する。
via: 切り替え時がチャンス?:Snow Leopard vs. Windows 7――企業向きなのはどちら? (2/2) – ITmedia エンタープライズ
そして、Windows 7 の XP モードを持ち出して、互換性の問題はないということも述べていますが、Snow Leopard の Mac では Boot Camp や仮想環境を使って Windows XP でも Windows 7 でも動かせるわけですから、その点を無視しているのは公平じゃないですよね。
むしろ、両方の環境が一台で実現できる Mac の方が、ベターな職種、職場はたくさんあるんじゃないかなぁ。
まぁこうして OS を比較して優劣を述べる時代はとうに終っていると思うわけですけれども。