ブラックフライデーで買ったモノ

人さまには「近づかない方が良いですよ」とお伝えしておきながら、近づいてしまったアマゾンのブラックフライデー。まぁ直前に買おうと思っていたモノがあったので、この時期を待って値段が変わるか確認してからにしよう、と考えていたこともあったのですが 😅

で、つい、リンクを辿ったりしてブラブラしていると見つけてしまったのが、このスマート目覚ましライト。

すっきりとした目覚めのため

この6〜7年、如何によく眠り、如何にすっきり起きられるか?を自分なりに試行錯誤をしてきました。

Apple Watch を使うようになってからは、起床時に「音」は鳴らさず Apple Watch の「振動」で起きるようにしています。その後「音」で起きるのは身体に良くない影響があると言う説があるのを知りました。1

振動で起きることの影響はまだ目にできていませんが、外部から突然の刺激によって目覚める、という意味では「振動」も同じか?と考えて、できれば朝日(もしくはそれに準ずる光)で起きられるようにしたいと考えるようになりました。

起床時に日が入るような家(部屋)なら良かったのですが、あいにくとそんな環境にはなく、もちろん日が入る環境であったとしても毎日、必ず日が差し込むわけでもない。

また、Withings から発売されていた Aura(もうディスコンだったんですね)をはじめ、光で目覚めさせるデバイスは以前から発売されていましたが、自分にとっては気軽に試すにはちょっと手が出せないお値段でありました。2

ということで、部屋の照明で工夫はできないか?と考えていたところ、「 Hue ホワイトグラデーション 」が出てきたタイミングだったと思うのですが、自分が寝起きしている部屋の照明を「Hue のホワイトグラデーションモデル」に変更しました。もちろん単に起床時の明るさのためにだけではなく、一日を通してサーカディアンリズム[^3] に合わせた明るさを自動的に変化させられないか?というところも考えての導入でした。

それから2年ほど経ったかと思いますが、最近になってようやく(遅っ)部屋が明るくなったことになって目を覚ますことが増えてきました。そんな状況なのでまだまだ Apple Watch の「振動」は手放せませんし、まだまだ工夫が必要だと感じていました。起床時間は6時にしていますので、その10分前から徐々に明るくなるように Hue を設定しています。6時にはビシッと起きられることもあれば、明るくなっていても30分近くなかなか起きだせない日もあります。これは日々、体調も気象条件も違うので大して気にしているわけではないですけど、「ずれ」はできるだけ少なくしたいもの。

ということで、ブラックフライデー対象品になっていて価格もお手ごろだったので、以前から気になっていたこの種のデバイスを購入してみました。

実際に使ってみた

1週間ほど使ってみた感想です。

  • 自宅の Wi-Fi につなぐのにちと苦労しました。ただ、この製品は 2.4GHz の 802.11b/g/n に対応していますが、最近は自分が 2.4GHz 帯を使うことがなくなっていたので、すっかり設定を忘れていたのが原因です。思い出してからすぐつながりました。
  • 光量は20段階で設定できるので、とりあえず最大値の20でお試し中。目覚めるには十分な光量があるように個人的には感じています。
  • アラーム音は16段階で音量調整が可能になっているものの、利用せず。設定した時間になると無音で明るくなるだけで、個人的には十分。
  • 就寝時に頭上、やや左の位置に置いています(距離にして30〜40cm)が、たまたま右を向いている場合は気付きにくい。この値段なら2つ目を購入して反対側に置くと言う手もなくはないかも (笑)
【写真】スマート目覚ましライト

これで光量のレベル7。撮るのが下手過ぎて参考にならなさそう…

日が経つにつれ、より目が覚めやすくなっている気がしています。今のところ満足度は高いです。

FMラジオの機能があり、目覚まし音としても利用できるようになっています。他メーカーの類似製品にも FMラジオが使えるようになってることが多いような気がするのですが、これってなんで多くの製品で付いているのかが個人的には謎。まぁ単に同じ部品が採用されてるからってだけのことなのかしら?

あと、こうだったら良かったのになーと思ったのは、

  • アラームを設定した時には、指定した時間の5分とか10分とか前から徐々に明るくなるモードが欲しい
  • 電源は USB で時計のバックアップ用にボタン電池を使うようになっているけど、乾電池でも駆動できると、場所を選ばず置けて良いのに
  • 自分は Alexa も Google Home も利用していないので、試せず。個人的には Apple の HomeKit に対応してくれると嬉しいのだけど…

と言ったところ。

想定外に役立ったこと

全く想定もしてなかった使い方として、在宅勤務時のリモート会議の照明に役立っています。

在宅勤務に使っている机の配置を替えた影響で、照明の当たり方が変わってしまい、顔が暗くなってしまったのを何とかしたいなーとずっと思っておりました。自分の場合、常に顔出しを求められるわけでもないですし、おっさんの顔がどう映ろうと誰も気にしてないのでしょうけど、とはいえ…です。

LED のリングライトとかの購入を考えつつも、「そこまでなー」というのもあって先送りに先送りを重ねてきましたが、ここでこれが役に立つとは (笑)

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  1. 眠っているところに大きな音が鳴ると本能的に危険だと判断して、自律神経系の闘争・逃走回路である交感神経系が優位になるようですが、それが心身へ負担をかける可能性もあるようです「 スヌーズアラームが健康を害しかねない理由 」 ↩︎

  2. うろ覚えですが、3〜5万円というのが相場だったような。最近ではフィリップスから発売されている「 SmartSleep ウェイクアップ ライト 」はそれに比べると手を出しやすくはなりました ↩︎