いろいろありまして、2年ぶりに一人、実家に帰省しているこの年末年始。両親はPCやスマホ、ネットなどにはまるで興味関心がないので、長く常時接続のネット環境はないままでした。何度となく帰省をしてきましたが、常時接続がない環境というのは、Mac や iPhone、iPad を当たり前のように使いこなしている世代にとっては快適とは言い難かったのは確か。とはいえ、その数日のために常時接続環境を構築しておくという気にもなりませんでした…
幸か不幸か自分の職種が在宅でも勤務可能な業務であることもあり、実家でも常時ネット接続が確保できれば在宅勤務も可能になるなーということで、11月末ごろから環境構築の準備を進めてきまして、今回の帰省で設置・設定諸々もうまくことが運びまして、無事に自宅にいる時と遜色のない環境になりました。
実家は2階建ての戸建てということで、無線LAN 環境は必須だし、メッシュ Wi-Fi 対応のモデルにしようと考えておりました。自宅では TP-Link の「 Deco M9 Plus 」を2個使用してメッシュ環境を構築しています。まぁこれはこれで宝の持ち腐れなんです 😅 が、当初は同じでも良いか?と思いつつ TP-Link もいろいろあったようです 1 し、違うモデルを使ってみたいという気持ちもありまして、今回は「 Aterm WG1200HP4 」を選択。2個使いでメッシュ Wi-Fi 環境です。
設定は説明書通りにしていけば、間違いなく完了します。とはいえ、Deco M9 Plus を設置した時の簡単さとは(記憶に間違いがなければ)雲泥の差です。アップルデバイスのめちゃくちゃ簡単な設定方法はもちろんですが、日本メーカーはもうちょっとこういうところを見習えないのかな?と思います。
さて、無事に環境が整いましたので、あれこれテスト的に確認をしている中で、Mac 環境と Windows 環境では微妙に Windows 環境の方が Wi-Fi の掴み・安定性が劣る気がしたので、ちょっと各部屋の Wi-Fi 強度を確認しておこうと思いまして「「 Wi-Fiミレル 」」を使って確認してみました。
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左が2個使いでメッシュWi-Fi時、右が1個使いの非メッシュWi-Fi時の2階各部屋での測定結果のヒートマップです。
右上角のポイント(※の位置)が自分が仕事する予定のポイント。2階に置いた無線LANの子機はこの部屋のドアを隔てた目の前に設置しました。即定時は部屋を閉め切ることを想定して、ドア(厚み3cmほどの木製)や窓は閉めています。
メッシュ Wi-Fi 時には、1階のネットルータに有線でつながっている親機(レベル86)と遜色ないレベル(レベル84)で受信出来ていますが、非メッシュ Wi-Fi 時では大きく低下(レベル38)。またその斜め向かいにある部屋でも大きく低下(レベル30)しています。
対して、もう1つの部屋ではほとんど低下が見られない(レベル85)2 のは、この部屋の真下の部屋が親機を設置している部屋なので、電波が外を回ってきている可能性が大きいのか?と推測しています。
ということで、メッシュ効果と信号レベル自体は問題ないことが確認出来ましたので、あとは個別の機器の問題?ということにしておきましょう。
無線LAN の設定時に、自分以外が帰省した時にも必要な場合は利用できるようにゲスト用の SSID を作っておきました。それぞれが必要な時に自分が居るとは限らないのでどうしようか?と考えていたのですが、Facebook でお友達がご家族のために作ったというのを投稿されていたので、参考にさせていただいて、接続に必要な情報を QR コードにして、親機に貼っておきおきました。親機を設置した部屋は家族が集まる部屋でもあるので、察しの良い家族はすぐに使えるでしょう (笑)
さて、今年はやっとのことで、こうしてブログを再開することが出来たのは自分にとっては大きな1歩でした。なかなか以前のペースを掴むことは出来ずにいますが、いろいろと試してみたいこともあるので、そんなことも含めて、引き続き、お付き合いいただければ幸いです。
よいお年を。
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メッシュ Wi-Fi 時よりもレベルが良いのは測定誤差? ↩︎