昨年末の頃だったか? Twitter の TL なんかを眺めていると親指シフトの話題が目に付いた気がしたんですよねぇ。
親指シフトといえば、ボクにとっては 20 年以上前の二十歳の頃まで遡ります。
当時のボクは大学生の傍ら、専門学校じゃないですけどそんな学校にも同時に通っていて、ワープロや情報処理なんかを勉強してました。そう、当時はまだパソコンなんて、全然、一般的ではなくてワープロは OASYS などに代表される専用機でした。
その学校でも OASYS が導入されておりました。OASYS に採用されていたのが、親指シフトだったわけです。
といっても、スタートはやっぱり、ローマ字入力でありました。それでワープロ検定 2 級まで取得。そして、いざ 1 級に挑戦となった時に、ボクの打鍵速度では必要な速度に達しないことが分かり、そこで初めて親指シフトに挑戦したのです。
ただ当時のボクはローマ字入力でのタッチタイピングを習得してそれなりの速度で入力できていましたから、また一から覚え直すことに堪えられなかったんですよねぇ。結局、習得できなくて 1 級に挑戦することもなく、今に至るというわけです。
で、年も改まったし新しいことに挑戦ということで、親指シフト入力の習得に挑戦しようと思います。キー配列は全く、覚えていませんでしたが、親指シフト独特の入力方法は覚えていたのでなんとかなりそうです。
Mac 環境の親指シフト入力方法や設定などに関しては shiology さんの「親指シフト」カテゴリーを参考にさせていただきました。
用意するもの
- 日本語 JIS キーボード
- KeyRemap4MacBook
- Orzレイアウト
以下、設定方法を転載させていただきました。
- 「KeyRemap4MacBook」をダウンロードしてインストール
- 「orzレイアウト」をダウンロードして解凍
- KeyRemap4MacBookの「Preferences」で「Misc & Uninstall」にある「Open private.xml」をクリック
- 開いたフォルダに、2. で解凍したファイルのうち「orz」フォルダと「private.xml」を移動
- KeyRemap4MacBookの「Change Key」で「ReloadXML」をクリックしたあと、左の検索窓に「親指シフト」と入力
- 表示されたチェックボックスの上から、1、8、10、11、12、13、14、15、21、22、23番目にチェックを入れる(計11か所)。詳細な項目名は下記の通り。
- (1番目)<親指シフト ローマ字モード>左シフト=スペース、右シフト=かな
- (8番目)「:」キー
- (10番目)英数モード 右キー配置を下のように変更
- (11番目)英数モード センターキー変更
- (12番目)日本語モードでのShiftとの英数入力を下ように変更
- (13番目)日本語モードでのShift 英数字 センターキー変更
- (14番目)commandキー for finder with Orz
- (15番目)ことえり CONTROLキー with Orz
- (21番目)[改行] Control+M to Return with Orz
- (22番目)control+H to BS
- (23番目)Control+D to Forward Delete
- もういちど「ReloadXML」をクリック
ボクは日本語入力に「かわせみ2」を利用していますが、問題なく親指シフト入力が出来ています。入力方法の設定も「ローマ字入力」のままです。
久しぶりの親指シフト入力はどうしようもなく遅くて仕方ないわけです(このエントリーは親指シフト入力で打ってます)が、今度はモノに出来るように地道に続けたいと思います。
さて、親指シフトの何が良いって、一打鍵一入力で楽なところ。ローマ字入力って複数のキーを打鍵して一つの文字を入力するわけで、改めて無駄だなぁと思うわけです。
あぁ、いいキーボードが欲しいなぁ。