前々から気になっていた仮想アースを自作してみました。

仮想アース

集合住宅住まいだと、なかなかアースを取るということも出来ませんし、仮にアース端子があったとしてもそれがノイズ源になったりする場合もあるようで、なかなか難しい。ただ、LINN の MAJIK DS にはアース端子が付いていたので、気になっていたんですよね。

MAJIK DS のアース端子

そこで、仮想アースというわけです。

ガラス瓶やタッパーなどの容器に、アース線を接続した銅製の網などを入れ、隙間に炭を詰めて出来上がりという簡単なモノですが、ホントにそれでアースが取れるの?というそもそもの疑問が… (^^;;

仮想アースの材料

半信半疑だったこともあって行動に移さずにいたんですが、ダイソーに行く機会があったので、材料を見繕ってきました。購入したのは、

  • 1.9l のガラス瓶(200円)
  • ガーデニング用竹炭 x 2
  • 純銅製のゴミ受け
  • ステンレスたわし(結局、使わず)

ゴミ受けは網の部分だけ切り離して使いました。またアース線には余っているスピーカーケーブルなんかが使えると良いんでしょうけど、あいにくなかったので、6pin – 4pin の FireWire ケーブルの端子部分をを切り落として利用しました。

アース線を銅の網にハンダ付けして、それを瓶の中に。あとは炭で瓶を満たして出来上がり。

さっそく、でき上がった仮想アースを、MAJIK DS のアース端子につなげて、音楽を聴いてみます。

印象としては、透明感が上がってボーカルのリアリティが増しているような気がします。また高域の響きも良くなっているような…

良くなっているような気がするので、このまま使い続けてみようと思います。こうなると Acoustic Revive の「RGC-24」のような製品も使ってみたい気がしますが、如何せんお値段が…

ただ、気になるのは使った炭のことで、電気抵抗が低いのは備長炭か竹炭らしいのですが、この竹炭の抵抗値に疑問が… 2 級品で十分なので、備長炭でも手に入れて入れ替えてみようかなとも思っています。

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