マランツのプリアンプ「SC-23」をゲットしました。正確には、「SC-23F」です。末尾「F」の意味するところはよく分かりません。
この「SC-23」、自分がもっともオーディオや音楽に興味を持っていたと思われる学生の頃に、欲しくて堪らなかったマランツの「ミュージックリンク」シリーズの一つでした。「ミュージックリンク」シリーズは、以下のようなラインナップだったかと記憶しています。
- プリアンプ:DAC-1 (1988 年発売)
- モノラルパワーアンプ:DMA-1 (1989 年発売)
- パワーサプライ:DPS-1 (1889 年発売)
- フォノイコライザーアンプ:PH-1 (1991 年発売)
- モノラルパワーアンプ:MA-7A (1991 年発売)
- プリアンプ:SC-23 (1992 年発売)
- モノラルパワーアンプ:MA-23 (1992 年発売)
- CD プレーヤー:CD-23 (1994 年発売)
それに専用ラックの「DMR-1」もありました。この「ミュージックリンク」シリーズは自分にとって憧れのモデルで、カタログを眺めてはため息をついていたものです。その内の一モデルが縁あってついに我が手にやってきたかと思うと感慨深いです。
さて、流石に発売から 20 年近く経ったモデルなだけに、手に入れた個体は傷みもあって、電源ケーブルにヒビなんか入っているので、この辺は何とかしないと、と思っております。オーバーホールとか可能なんだろうか?
動作確認を兼ねて、SACD プレーヤー(SA-15S2)とアクティブスピーカー(Beolab 4)と組み合わせて、軽く音出ししてみましたが、特にクセも感じられず気に入りました。しばらく鳴らしてみましたが、天板とか冷たいままなのに驚き。
しかしこうなってくると、同じミュージックリンクシリーズのパワーアンプと CD プレーヤーだけでも何とか手に入れたいところ。気長に出物を探したいと思います。