LISMO は iTunes より音楽の価値を大事にしているのか?

東洋経済「打倒!"ソフトバンク"iPhone−ドコモ、auの戦略(2)」の記事から。

この中で、KDDI の高橋誠 取締役執行役員常務のコメントが載っているのですが…

まず、LISMO の課金 1曲420円と iTunes の 99セントとの価格を比較して、iTunes は音楽の価値を 4分の1 と評価していて、権利者の価値を大事にしていないという意味のコメントをしています。

なぜ、日本の iTunes の価格 200円あるいは150円 と比較せずに米国のそれと比較するのか?そして、販売価格が権利者の価値を大事にしているというのはいかがなものなのでしょうか?

アップルに比べて、KDDI は同じ様に 4倍も権利者に著作権料などを払っているのでしょうか?それならばそういう言い方も分かります。しかし、門外漢の自分ですが、著作権料の支払いにそんな幅があるんでしょうか?

また、LISMO は Mac では使う事はできないし、ビットレートも低い。その上、基本的に購入した楽曲は他へ移す事もできないようになってたと思います。権利者を大事にすることはもちろん大事なことでしょうけれども、ユーザーのことはどう思っているんでしょうか?

個人的にはビクターが iTunes に当に参加しているのに、サザンの楽曲が着うたフルでダウンロード可能になったことは悲しかった。腹立たしかった…

こんな配信側の勝手な言い分や、レーベルの意向ではなく、アーティスト自身の本音を聞いてみたいものです。

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2件のコメント

  1. >LISMOの課金は1曲420円だが、iTunesでは99セント。音楽の価値が4分の1と評価されているわけだ。
    この短絡な思考が、日本の経営者の典型なのでしょうか?
    がく然としますね。
    日本の携帯が魅力の無いのは当たり前か?

  2. コメントありがとうございます。
    まったく短絡的ですよね。大企業の経営幹部がこんな程度の考えでは情けな過ぎると思います。
    呆れるよりも怒りを感じますよ。自分は au から MNP しましたが良かったなと思いました(笑)
    トップ自らがもっと戦略を打ち出してビジョンをもってないと、とてもじゃないですが良い製品は生み出せないでしょうねぇ…

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