時事ドットコム「谷間広がる連続敗退=日本サッカーにも警鐘〔五輪・サッカー〕」の記事から。
いくらなんでも、このオリンピックの結果だけで、この評はないだろう。
日本が入った組は、日本から見れば相手は全て格上。正直、何とか勝てる可能性があったのは米国くらいで、2大会前の金メダルのナイジェリア、U-23 ヨーロッパチャンピオンのオランダ相手に勝てる可能性がどれだけあるのかと。もちろんサッカーに絶対はないのだけど…
その上、今回は、OA枠を使えなかった。いや、まぁ一応、使わなかったわけだが、もっとサッカー界が一丸となって考えていれば、こういうこともなかったろう。協会、Jの各チームの責任は決して軽くないはずだ。
大体、日本のマスコミはこういう世界規模の大会に臨む日本代表に対して評価が甘い。
今回の五輪のメダル予想が何個が知らない(興味もない)が、大抵、大幅に下回ることが多いのではないか。もっと客観的に実力を評価すべきだ。
サッカーに限れば、ドイツワールドカップの戦前予想が良い例だし、随分とヨーロッパに移籍する選手も増えたが、ろくにレギュラーポジションも獲れず、帰ってくる選手が多いことか。何といっても、FIFA のランキングは 35位なのだ。W杯出場枠32ヶ国にも実力的には入っていないのだ。
個人的にはそう言った、所謂「海外組」よりも、単身、海を渡って頑張っている無名の選手の方が、精神的にも技術的にも上なのではないか。
ペルーで 2007年に最優秀外国人選手賞を受賞した沢という選手が、柏に移籍したが、個人的には非常に期待をしている。彼はペルー代表監督から「国籍を取得して代表にならないか?」と誘われたほどの逸材だ。確かスペインでも頑張ってる選手がいたはず(名前忘れちゃった… (^^;;)。
そういう選手をもっと発掘して、フォローしていくことが、代表を強化することにつながっていくのではないかと思うのだが…