ITpro「ただし課金モデルには落とし穴も」の記事から。
App Store と従来の携帯電話のアプリの課金モデルについて述べられています。
自分は、携帯用のゲームなどアプリをダウンロードした経験がないわけではありません。しかし、絶対に、月額料金が必要なものはダウンロードしませんでした。
貧乏性なところはありますが (^^;; 使っても使わなくても支払わなければならないという、何というかレンタルしているような料金体系には納得がいかなかったからです。
これは、自分がパソコンを使ってきた中で、いくつかシェアウェアフィーを支払ってアプリを購入した経験がありますが、基本的にはイニシャルコストだけです。月額料金に納得がいかないのは、そういうことが影響しているんだと思います。
もちろん、中には月額料金や年額料金を要求されるアプリやサービスもあるんでしょうが、大抵は代替のアプリがありましたし、自分がどうしてもというアプリ、サービスにはそういう料金体系のものはありませんでした。
この点、App Store のシステムは、シェアウェアを購入するのと同じ料金体系になっていて、何の違和感もなく、購入できています。まぁ無料だったアプリが突然、有料になっているのは勘弁して欲しいですが… (笑)
記事の中で、ナビタイムや駅探の社長のコメントとして「月額料金を支払ってもらうような料金モデルをアップルに提案していきたい」というのがありました。
地図データや時刻表など定期的に変更する必要があるようなデータの入手や、変更などにコストがかかることは理解できますが、App Store の料金モデルには合わない様に思います。
例えば、1年に1度、アップグレード料金を払うようなモデルであれば、シェアウェアの料金モデルに近いものがあると思うので納得も得られやすいと思うのですが、どうでしょうか?
もし、どうしても月額料金のモデルでないとなりたたないというのであれば、ムリに App Store 上で商売する必要もないでしょう。今までに築いてきた携帯電話の市場があるわけですから…