ATH-CK5 を買ってみた

今週から通勤経路が変更になり、JRに乗るようになりました。乗車時間も長くなりました。休みの日に利用していた時に、iPod で音楽を聴いていると結構、聞き取りにくいことが多かったので、iPod も新しくなったしということで、ヘッドホンも新しくすることに。

今回、重視した点は、遮音性の高さ。というわけで、以前から興味はあったものの手を出してこなかったカナル型を選択しました。価格的に失敗してもあまり後悔しそうにないところで、ネットでもなかなか評判が良さそうな、オーディオテクニカの ATH-CK5 を買ってきました。白は売れているのか全くなかったし、黒は買う気にならなかったので、赤をチョイス。 SHUREEtymotic Research のヘッドホンには興味津々なんですけどね。

iPod が変わっちゃったので、それ自身の出力レベルが同じかどうかは分からないけれども、前は音量の位置はだいたい 50% くらいのところで聞くことが多かったんだけど、ATH-CK5 にしてから 40% くらいの位置になりました。 そんなわけで、1週間ほど使ってみた感想をまとめてみると、

音質

ネット上でも見かけるように第一印象は高域にシャリシャリ感があって、低域が弱いということ。ただしエージングでかなり変わるらしいということだったので、まずは、ピンクノイズで24時間以上、エージング。それで高域のシャリシャリ感は随分おとなしくなって、低音も出てくるようになった。でも、もうちょっと量感が欲しい。

ちなみにピンクノイズというのは、周波数に反比例して、高い周波数の音ほど弱くなるような音をいうらしい。で、そんなデータはないので、探してしてみると Windows のフリーウェアだけれども、波形を WAV ファイルとして出力してくれるWaveGene for Windowsというソフトを見つけたのでそれを使わせてもらう。 iTunes に取り込んでひたすらループ再生。

装着感

付属のイヤーチップはどれが合うのかよく分からなかったり (^^;; 大は痛かったので中か小で、迷って付け替えながら使って、何となく小に落ち着く。

また付け心地は、LOOP SUPPORT のせいか、簡単にはズレないし、なかなかいいです。切断してしまう人もいるようだけど、自分にはあっていた様。遮音性と関係のあるのかもしれないけれども、自分の歩く振動や、コードの擦れる音が気になるってこともなかったです。

遮音性

カナル型っていうのは耳につけただけで周りの音が聞こえなくなるものだと勝手に想像していたのですが (^^;; そんなことはなく… ATH-CK5 は音楽を再生してても結構、周りの音は聞こえる。まぁ危なくなくていいんだけど… もちろん普通のインナーイヤーのタイプと比べて電車に乗っていても音楽は聞こえやすかったので、それは良かった。ただし、もう少し遮音性は高いほうが良い。 単にイヤーチップがあってないのかもしれない。

音漏れの方は、良好のようで、相方に確かめてもらったのだけど全然問題なし。

というわけで、基本的にはなかなか良いのですが、もうちょっと低音の量感アップと遮音性を高めたい。 ネットをさまよってみると、ソニーのEX シリーズのイヤーチップに変えると具合が良いという話があったので試してみるつもり。

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1件のコメント

  1. 兄弟対決!【ATH-CK7】VS【ATH-CK5】 その2

    さて注目の音質対決です(CK5はソニーイヤーピース装着、CK7はノーマルでの試聴)。
    CK5のサウンドはレスポンスの良い、さわやかな音。エネルギーバランスは完全に高音寄りで、低音については量は出ないですね。ある部分から下はスパッと無い。良い意味で割り切った音作りで潔いくらい。全域において反応が早く、曖昧さがないので、どんなジャンルでも破綻なく聴かせてくれます。
    反面、ボーカルの質感は今一歩。肉付きは痩せ気味で、味わいはどうしても薄い。音場感もそれなりには感じられるけど、もう少し空間の広がり感が欲しいところ。
    どんなジャンルでもCK5の表現の枠内に収めて鳴っている感じです。
    対してCK7は、さすがにぐっと重心が下がっており、余裕や落ち着きが感じられるサウンドバランスに仕上がっています。とはいえ低音がブーミーないわゆる“ドンシャリ”ではありません。
    やや低域の印象がソフトで反応が一瞬遅れる感もありますが、それ以外は概ねレスポンスも良く高域の伸びもCK5を上回り、素直に最高音まで伸びています。
    なにより、中音域の肉付きが良くなりボーカルや楽器音の温かみが感じられるようになりました。また、細かい音(付帯音)をよく出しているので、CK5では聴き取れなかった細かい音が認識でき、これが音場感や奥行き表現にモロに利いてきます。当然サウンドステージは広く、奥深い。特にこの点で、国産のイヤホンとしては非常に優秀だと思います。
    テクニカがモニター用途に使えるとアピールするだけの性能は持ち合わせていると。それでいて無味乾燥なサウンドではなく、オンガクの精気がちゃんと感じられます。モニター用とホーム用の中間といった赴きですね。
    最後にエージングについて。
    両者とも最初期はかなり、音が粗いです。特にCK5はレンジが狭く音が相当痩せて聴こえます。かなり鳴らしこんでやってやっとまともな音になります。
    CK7はそこまでではないけど、やはり音のカサツキや硬さが気になります。現在2週間ほど経過しましたが、かなり音もほぐれてきてます。CK5ほど変化の度合いは大きくないようです。
    次の対決は同門のATH-CM7TIを予定しています!
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