今月号の Mac Fan の特集に「伊達mono」というのがありまして、いろんな業界で活躍されている方のこだわりの品や Mac の使い方が紹介されておりました。
その中で大変、共感したのはベンチャーキャピタリストの伊藤穰一氏の Mac の使い方。
氏は世界中を飛び回っておられるそうなんだけど、必ず 2台ずつ Mac を買うそうだ。今は MacBook Pro を使われていて 1台は普段持ち歩いていて、もう1台は東京の秘書に預けてあるそうな。
データは外付け HDD を持ち歩いてメイン、サブ、外付け HDD のデータを同期させておき、万が一、Mac が壊れた場合は、サブのマシンを送ってもらい、その間も他の人の Mac を借りて外付け HDD をつないで急場を凌ぐのだとか。
なるほどなぁである。世界を飛び回っているようなビジネスマンには修理を待っているような時間はないことを考えれば、最悪の場合を想定して、万全の体勢を整えられているというわけだ。
自分の場合、Mac を使い始めて 16年余り、最新の Mac OS を動かせる Mac が 2台以上同時に手元にあったのは、LC 475(LCIII からの UG)と PowerBook 540c を同時に使ってた時だけだろうか。
その時は、メインに LC475 で持ち歩きに PB540c だったわけだけど、データの同期とかは特に考えてなかったし、どちらかが壊れたらとかも全く想定してなかったな (^^;; まぁ自分の場合は、完全にホビーユースなのでこれまでは特に困ったことはなかったのだけど… PB540c は何度か修理に出したけれどもあの頃はクリックガレージに持ち込めばその場で修理してもらえたからなぁ…
で、iMacG5 が 3度目の故障をしてしまった現在、とっても困ってるわけです(涙)ブログの更新や、ネットの巡回などはまだ辛うじて古い PowerBook G3/300 でもこなせていますが、ストレスもたまるし、何より新しいアプリも試せなければ、音楽も動画も見られないし、やりたいと思ったことが全然できない。
ということで、次に購入しようと思っている Mac mini は複数台購入しようと考えているわけです。ハードのバックアップというわけですね。
メンテのことなども考えると全く同じ Mac を用意するのが良いのだろうけど、今だと Snow Leopard の登場前なので、それを待つべきなのか、ロットの問題を避けるために購入時期をずらした方がいいのか、などといろいろなことが想定できる。
いずれにしろハードのバックアップっていうのは金銭的な問題もあるし、モデルによっては置き場所の問題もあってこれまで考えたことはなかったです。しかしホビーユースといえども、もはやパソコン、インターネットがなくては不便で仕方ないわけで、これからはデータのバックアップ方法だけじゃなくて、考えておかなくてはいけないことかなという気がしています。