引き出しを整理していたら出てきた、二つの球。材質はなんだろう?硬くて振るとカランカランと高い音がします。
これを手に入れたのは、もう10年、いや 15年近く前になるのか?
今は亡き祖母のところへ遊びに行った時に見つけて、「これなに?」と尋ねたところ「ボケ防止に手のひらの中で 2つの球がぶつからないように回して使う」と教わりました。そしてどういう経緯だったか覚えていないのですが、そのままもらってきたものです。
今にして思えば、祖母から見れば十分に若い自分がボケ防止の道具をもらってくるとはどういう孫だという気がしなくもないですが… (^^;;
さて、久しぶりに見つけたので、そもそもこれは何という名前なのかとググッてみると「健身球」というらしい。
「健身球(けんしんきゅう)の歴史と景泰藍(ちんたいらん)の健身球」のページによれば、
健身球制作の代表地は河北省保定市が有名で、起源は明朝にさかのぼり、保定の工藝職人が作ったと記されています。最初は鉄の塊で、その後改良し中に空間を作り、一対の玉に高音と低音の反響版を組みこみました。
via: 健身球(けんしんきゅう)の歴史と景泰藍(ちんたいらん)の健身球
そして効能は、
効能によれば「十指連心」といい、10本の指は脳神経から五臓六腑につながっており、健身球を手の上で動かす「すなわち末梢神経を良く使う事」ことにより、血液の流れを良くし、精神集中、又高血圧、慢性病、ボケ、の予防効果が得られる。
via: 健身球(けんしんきゅう)の歴史と景泰藍(ちんたいらん)の健身球
ということで、単なるボケ防止ということもないらしい。
ということで、ネットを彷徨っている時やテレビを観ている時など、空いている手の方でできるだけ回すようにしようと思っている。
自分は、右利きなんだけど、なぜか左手の方がうまく回せるんですよねぇ。なんでなんだろう?ということで、今日もカランカランと音を立てながら回してます。