購入しようと思っていた CD プレーヤーは「CEC の CDトランスポート「TL51X」が気になる」のエントリーで書いたように、CEC の CDトランスポート「TL51X」に決めかけてたんだけど、twitter ヒウィッヒヒーの流れで SACD 欲しい度が上がってしまったので方向転換。
そんなわけで、まずはソフトから情報収集してたり購入してたりしますが(しかしどうでも良いけど、自分っていつもソフトから入っていくのな。CD、LD(結局ハードを手に入れず :-p)、DVD、BD にスーファミ(ハードと同時購入)、そして今回の SACD。これって俺の仕様なのか?)、ハードのことを考えなくては (^^;;
まずは予算から。定価で 20万円以下、実売で 10万円から 15万円というところにターゲットを決めて、各メーカーサイトなどをブラブラと。
SACD というとマルチチャンネルで収録されているタイトルもあるわけですが、自分にはサラウンド環境はサラウンドヘッドフォンが、一応ありますがリアル多チャンネルは構築できる見通しもないので、割り切って 2ch モデルに絞りました。
そんな中で、二つに絞った候補は Pioneer「PD-D9MK2」と Marantz「SA-15S2」。
Marantz は自分がオーディオに興味を持ち始めた大学生時代から好きなブランドの一つだし、SA-15S2 も少なくとも Marantz 好きには高評価を得ているよう。あとはオーディオ銘機賞2009 <<デジタルプレーヤー部門賞>> 受賞モデルとなっている。
対する Pioneer。CD が発売されてしばらく経ったのが自分が大学生の頃だったのですが、その頃はバブルということもあってか、オーディオ機器といえば物量投資で音質を向上させるという感じだったかな。アンプなんか「弩級アンプ」って感じのモデルが多かった気がする。
さて、CD の周波数特性は人の可聴域とされる 20Hz から 20kHz という仕様になりましたが、実際にはこれ以外の帯域も聞こえるということで議論されだしたのもこの前後だったんじゃないかな?
その辺りに技術的にトライした技術はあまり記憶がないのですが、明確に覚えているのがこの Pioneer が採用した「レガート・リンク・コンバージョン」。
あるアルゴリズムに基づいて高域成分を生成するという技術ですが、当時の自分としてはこれは非常に画期的な技術だったと感じた記憶があります。実際に「レガート・リンク・コンバージョン」が採用されたモデルは評価も高かったと思いますし、自分も欲しいと思っていました。
その後、徐々にオーディオから関心が遠のいたこともありこの技術はどうなったのかと思っていたのですが、現代では「レガート・リンク・コンバージョンPRO」として進化しているようですね。
そんなわけで「レガート・リンク・コンバージョンPRO」が採用されている PD-D9MK2 に興味がないはずがありません(これもどうでも良いのだけど、前モデルの PD-D9 ってきょう体のカラーが白というかシルバーで、その後継モデルが黒くなって MK2 って… Pioneer にもガノタがいるのだろうかw)。あと、こちらはビジュアルグランプリ2009SUMMER デジタルプレーヤー製品 SACDプレーヤー(30万円未満)部門で金賞を受賞している。
PD-D9MK2 は発売されて間もないこともあってか、ネット上で購入報告や音質評価の情報が少ないのよねぇ。
まっとりあえずこれも機会を見つけて、試聴をしなくちゃだわ。
追記:後日、試聴した個人的な印象は「Marantz「SA-15S2」と Pioneer「PD-D9MK2」を比較試聴してみた」のエントリーにて。
こんにちは。それぞれの仕様を見ている内に、眠り込んでしまいました(^-^)
内部の画像を見る限り電源部分はしっかりしているようですね。後はお気に入りのディスクを持参して徹底聴き比べですね〜(^_^)
拙宅のプレーヤーではNorah JonesのCome Away with Meの中の一部に歪みを感じる事がありました。これは後日オペアンプを交換して解消しました。
個人的にはマランツのDSDデータDIRECTモードの効果が気になります。
デジタルフィルターはFIR、チェビシェフ、バタワースとか本当に名前を知っているだけですので、
この辺の話はMacBSさんのコメントを待つしかないですね。後は宜しくモードです(^_^;
呼ばれなくても出てこようと思っていました
オーディオ好きのMacBSです。(笑)
私も両メーカーを試聴しましたが、その時の印象では
マランツのほうがエソテリックとの差が少ないように感じました。
デザインなどはパイオニアのほうが斬新で好きなのですけれど。
マランツはメーカーの方とも話をしたのですが、
DENONとパーツを共有化するなどして、コストダウンしつつも
大事な部分にお金をかけられるよう、努力しているそうです。
デジタルフィルタについては一応、音響工学をかじっていますが、
まぁ大切なのは実際の音ですからね。(笑)
ちなみにレガートリンクコンバージョンは
倍音を合成的に付加するものですから、CDで効果を発揮するものです。
SACDでは倍音成分がそもそもディスクに記録されていますから、
レガートリンクは機能しません。
プレーヤーごとにCDとSACDでも音に違いがあります。
個人的にはまだCD重視で試聴しましたが、
そこも気に掛けたほうが良いかもしれません。
コメントありがとうございます。
> shigechan さん
はい、SACD と CD を持っていって試聴する予定でいます。
> MacBS さん
おぉもう両モデルとも試聴されているとは早いw
エソテリックとの差を気にしておられるのはやはりエソテリックはリファレンス的な位置づけなんですかね?
Marantz が DENON と共用化を進めているとは初耳でした。でもこの両社、音の傾向は全然違いますよね?面白いものですね。
レガートリンクコンバージョンについては承知しているつもりです。
手持ちの音源は CD がほとんどですし、全て SACD に置き変わることもないですから、やはり CD の音質は気になります。なので、このモデルを候補に挙げました。
正直、SACD と CD のどちらを重視するかは迷いがありますが、両方とも満足を得られると良いのですが (^^;;
たびたびお邪魔いたします。
私が試聴したのは旧モデルですので、厳密には
傾向が違うかもしれません。
ただ、オーディオでは旧モデルのほうが
良いケースも結構あるようです。
レガートリンクについてはディスクとの相性がかなり強く出る傾向でした。
もちろん、オフにもできるので、付いていて損はないですね。
エソテリックが最善というわけでもないのですが、
比較してしまうと、かなりの差にびっくりしました。
私が気に入ってるのはPRIMAREのCD21ですが、
これはCD専用機で、SACDのモデルは高いですからねぇ。
私自身、予算の許す範囲で「これだ!」といえる
SACDプレーヤーには、残念ながらまだ出会えていません。
コメントありがとうございます。
S2 は旧モデルに比べると音はかなり変わっているようですが、評価は高いようです。まぁこれも主観の問題だとは思うので、自分がどう思うかでしょうが…
レーガートリンクは仰る通り、オンオフが出来るのも良いところだと思います。
SACD に限らずオーディオはなかなか「これだ!」というモデルに巡り合うのは難しいでしょうねぇ…価格もピンキリですし、モデル数も多いですからね。
まぁそこが趣味として楽しいところだと思いますけれども。
どもども。
今は切削面を緑色に塗ったSACDから音録りしていました。
家のプレーヤーもCD再生時のフィルター切り替え機能があります。
色々と内部を改造する前はその効果がよく判らなかったのですが、改造を始めてある時点から、フィルターごとの差が
判りやすくなりました。
試聴には、あえてテクノっぽい曲のディスクを持って行かれると良いかも・・・。
ま、何にしても楽しんで悩んで下さい(笑)
コメントありがとうございます。
いろいろと楽しんでおられるんですねぇ〜
> 試聴には、あえてテクノっぽい曲のディスクを持って行かれると良いかも
う〜ん、残念ながらそういうジャンルのディスクがありません (^^;;
まぁ何にしても今が一番楽しい時なのかもしれませんw
こんにちは、度々お邪魔しますσ(^^)
テクノっぽいと言うか打ち込み系と言うか、そんな音源を多用したディスクを2世代前のプレーヤーで聴くと、
なんか聴き疲れがすると感じたので、試聴の参考になればと。
ディスクの聴き比べと同時に、電源ケーブルの比較も可能ならばお試し下さい。大雑把な目安として
プレーヤー本体価格の10〜20%位を目処に選んでみると宜しいかと思います。
コメントありがとうございます。
う〜ん、なるほど…打ち込み系ですか…あったかな… (^^;;
電源ケーブルの選択の目安、ありがとうございます。参考にさせていただきます。