asahi.com より「オシム氏、サッカー日本代表監督に就任」の記事。

正式に決まったようでなにより。不用意(なのか意図的なのか?)に口を滑らすもんだから、受けてくれなかったらどうすんだとやきもきしてましたが、これで一安心。ただ、一悶着あって、ちょっと後味は良いものにはなりませんでしたが…

「賢く走る」サッカーということで、走らない、走れない選手は代表に呼ばれることもないでしょう。今大会を観ていて、やっぱり走れない選手はダメだと改めて思ったし、日本では90分、よく走ってたのは、中田ヒデと加地くらいでしたか。中田ヒデが常に苦言を呈し、実践をしていたのに、他の選手に伝わらなかったのは非常に残念でしたが、これで代表も大きく変わるでしょう。

御歳65歳ということですが、非常に勉強家でもあるようで、J2の選手のことも良く知ってるんだとか。若手発掘も進みそうだし、ジェフとそのサポーターには申し訳ない気もしますが、とっても期待をしてます。

気になるのはサポート体制と心臓が悪いというお話なので、その点が心配。マスコミとかいらん心労をかけるんだろうと気になります。多少なりとも協会とかが守ってあげて欲しいんだけど、トップがあれでは、それも期待薄なのか…

あとは、過去の4年間の反省、分析をきっちりやって欲しい。と思っていたけど、あまり検証せずに終わっちゃったぽいですね…

マスコミはマスコミで新しいニュースが出ると、すぐに「わ〜」と行っちゃって、古い話はなかったことになっちゃうし、それを狙って、新監督の話しを意図的に早いうちに協会が出してきたのであれば、非常に不愉快なこと。

黄金世代とよばれた選手達が一番良い時に迎えたこのW杯を内容的にも全く面白くない結果で終わり、将来の世代への橋渡しも全く出来ていないんだから、ほんとちゃんとやって欲しいのだけれども。

オシムの言葉―フィールドの向こうに人生が見える
木村 元彦
集英社インターナショナル (2005/12)

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です