ミネベアが新素材を用いて鏡面フラットキーボードなどを開発。デザインは川崎和男氏

ITmedia「ミネベア、新素材を用いた鏡面フラットキーボードなどを開発」の記事から。

早く製品化されないかなぁ〜手が届く価格帯で。

ミネベアは3月2日、東レの新素材フィルムを用い、静電容量式タッチパネルと加重センサーを組み合わせた入力インタフェース「COOL LEAF」を開発、その第一弾としてキーボードとリモコン、電卓を製品化したと発表した。デザインは大阪大学大学院教授の川崎和男氏が手がけた。

via: 「COOL LEAF」:ミネベア、新素材を用いた鏡面フラットキーボードなどを開発 – ITmedia +D PC USER

ここはやはりフラットキーボードに興味津々です。おっと記事では80層のフィルム(PET)をフラットトップに重ねとなっていますが、実際は 2000層だそうです。これは川崎和男氏が誤って発言してしまったようで Twitter 上で訂正されています。

また透明度は調整可能で鏡面だけでなくクリアやブラックなども対応可能で、平面だけでなく立体成型も可能とのこと。

さらに目の不自由な方にはミネベアは世界で最小のベアリング会社なので、目の不自由な人には、そのミニチュアベアリングが浮動する構造体を準備していますということです。

キーボードは掃除した後の便座よりも 5倍のバクテリアが存在するという「Your Keyboard: Dirtier Than a Toilet」というリポートがありますが、院内感染などの抑止を求められる医療現場などではもちろんですが、一般家庭でもこの清潔さというのは非常に重要な点の一つだと思います。

自分は当初、この「COOL LEAF」の画像を見ただけだったので「ガラス(またはアクリル)面を打鍵して指への負担は大丈夫なのか?フィードバックがなくて使いにくそう」と思ったのですが、フィルム構造ということと、フィードバックシステムを考えているということで非常に楽しみになりました。

製品化の時期や価格は今のところ未定。OEM供給のみで自社販売は行わず、3月2日時点で具体的な契約はないとしているということですが、早く自分の手にも触れられるようになるといいなと考えています。

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