ITmedia「米消費者情報誌、「iPhone 4は推奨しない」の評価継続」の記事から。
う〜ん、アップルはどうするんだろう?
AppleがiPhone 4ケースの無償配布を終了すると決定したことを受け、米国の有力な消費者情報誌Consumer Reportsが「iPhone 4の購入を推奨しない」という評価を継続するとコメントした。
アンテナの問題を指摘した、コンシューマレポートなので対策された iPhone 4 が発売されないし、ケースの無償配布も終了するということで、「購入を推奨しない」という評価が継続されるのは当然といえば当然でしょうか。
Consumer Reportsはこの決定について、幾つかの点で消費者にとって不便になると批判。購入者がカスタマーサポートに電話しなければならない点や、ケースの選択肢がAppleのBumperだけになる点を挙げている。「設計上の欠陥を修正するのに、製品の持ち主に負担がかかるのは受け入れられない。従って、われわれはiPhone 4を引き続き非推奨とし、今後もAppleに恒久的な対策を呼びかけていく」
ということなんですけど、アップルから対策された iPhone 4 が発売されるとは個人的には思えないんですよねぇ。だって、「iPhone 4のアンテナ問題は、当初考えていたよりもずっと小さいことが分かった」ということで、ケースの無償配布を終了するんですから、小さな問題の為にわざわざ新しい iPhone 4 を発売することはないでしょう?
しかし、コンシューマレポートも「購入を推奨しない」割には、最初のレポートでスマートフォンのカテゴリーでトップの評価を与えているんですよねぇ。
この辺り何となく矛盾を感じるわけですが、iPhone 4 のアンテナ問題はなかなか鎮火というわけにはいかないようですね。