moshi のイヤホン「moonrock」を試す

moshi のカナル型イヤホン「Moonrock」を試してみました。

まず、感心したのはイヤーパブ(一般的にはイヤーパッドかな)のデザイン。

moonrock イヤーパッド

左右が分かるようにどこかに L、R の表記がされている製品をよく見かけると思うのですが、この製品には L、R の表記がありません。

代わりにパブの部分に白と赤のリングが設けられています。これで L、R が見分けられるようになってるんですね。これは機能とデザインがうまく融合している例じゃないですかね?

もっとも色を見分けられない人もいると思うのでユニーバーサルデザインではないと言われるかもしれませんが、一つのアイディアとして良いなと思いました。どちらかに「ポッチ」とかあるとより良いのかもしれません。

それからも一つ感心したのはキャリングケース。

moonrock キャリングケース

最近はキャリングケースが付属するヘッドホンが増えてきているようにも思いますが、単にイヤホンを収めるだけになっているケースが多いように思います。そうするとケーブルがもつれてしまうようなことはやっぱりあると思うんですよねぇ。

この「Moonrock」のキャリングケースは、表面にイヤホン部分を収められるようになっていて、ケーブルをケースの中心に巻き取れるようになっているので、ケーブルが絡まってしまって「うがぁ〜」となることがないのはとても良いです。

それでは実際に音を聴いてみた感想を。iPod classic の音量を最大にして 5時間ほどエージングをした後に、聴いています。

遮音性については適度ではないかと。あきらかに周りの音のレベルは下がりますが、電車のアナウンスなどは聞こえます(もちろん音量の大きさで変わってくる部分でしょうけど)ので、個人的にはこれくらいが好ましいですね。

音の方は、偏りもなく全体的にはフラットに近い感じではないでしょうか?低音重視の方には物足りないところがあるかもしれませんが、バランスは良いように思います。

ちょっとだけ残念だったのは、ケーブルラインに入っている黒いスイッチ。最初は再生オンオフとボリューム変更ができると思っていたのですが、実際には再生オンオフの切り替えの機能に、マイク、前後の曲へのスキップの機能があります。

moonrock のスイッチ

でも、音量のコントロールができないんですよねぇ… これだけの機能が実装されているのに〜w

ということで、感じたことをまとめてみましたが、パッケージから音質まで含めて総合的にはコストパフォーマンスはとても高い製品ではないかと思います。

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