この「ポモドーロテクニック」という言葉を初めて目にしたのは、自分の Twitter の TL に流れてきた時でした。
「ポモドーロテクニック?なんじゃそれ?」ってな感じでした。
さっそく調べてみると、25分を一つの単位(1ポモドーロ)としてタスクをこなし、その後 5分の休憩を取り、その後、次のポモドーロでタスクを行い、休憩をして……と繰り返すと言うものでした。
まぁその時は「ふ〜ん」という感じで終わってしまったのですが、今ではこのテクニックを使っています。
例えば読書する時に、タイマーをセットして25分経ったら休憩。また続きを読むのか、別のことをすべきなのか?と言った感じです。
また、iPhone や iPad 用のアプリもいくつかリリースされています。自分はとりあえず無料で使える「Pomodoro Time Management Lite」を利用していますが、有料でタスクを設定したり可能な「Pomodoro Time Management」もあります。有料のアプリは 1ポモドーロや休憩の時間を任意の時間に変更することが出来るようになっていたりします。
なんで「ポモドーロ」。つまりトマトなのか?なんで25分なのか?というのも自分にははっきり分からなかったことと、もっとこのテクニックが使いこなせると良いのではないかと手に取ったのがこの本でした。
さて、本書。
まぁポモドーロテクニックの考え方の基本は先に書いた通りなので数ページ分の内容でしかありませんが、さらに詳しいポモドーロテクニックに必須といえる工程についても言及されています。
また脳科学の視点から書かれていたり、1日のタスクをどのように選びどう対応していくかというようなこと。つまりは仕事術についてまとめられていると言える内容になっていると思います。
効率良く集中力を高めていくために、ポモドーロテクニックを使うといいですよ。という具合です。当初は気になっていたタイマーの「カチカチ」音も今では返って集中できるようになった気がします。
そんなわけで、ポモドーロテクニックを既に実践している・いないに関わらず、「仕事の効率が上がらない」とか「もっと集中して取り組みたい」と考えているのであれば、一読する価値はあるんじゃないかと思いますよ。
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