ASCII.jp「「Goodbye, MD」の次は、「Goodbye, 光学式ドライブ」──林信行が読み解くMacworld」の記事から。
実はMacBook AirとiTunes Movie Rentalは、共通の重大な方向性を指し示している。
それが「ディスクレス」だ。
と述べられてます。
個人的に「MacBook Air」はいろんな意味で驚きでした。
その一つは、アップルの方針として「ノートでもデスクトップでも変わらぬ性能、拡張性」というのが基本にあると思っていたからです。だから、MacBook Air のような Mac は登場しないだろうと。
それに対して大きく舵を切ったかのようにも見える今回の発表は、iMac の登場がそうであったように、後で振り返ると「MacBook Air がきっかけだったね」となるかもしれません。
記事全般を通じて述べられていることに、自分としては「そうなるんだろうな」という気がするし、同意できる内容です。
ただメディアとしての価値。というか、音楽や映画がディスクレスになってデータだけになってしまうのは残念な気がします。自分が俗物すぎるのかもしれませんが「所有する喜び」というのがどんなモノにでもあると思うのです。
特に好きなアーティスト、映画のコレクションが棚に並んでいる満足感は同じ様に思ってくれる方も少なくないと思いますが… それをデジタル的に満足させてくれるのは「Delicious Library」のようなソフトになるんでしょうかね(笑)
「所有する喜び」がなくなってしまう時代がくるかもしれないというのは少し寂しいような気がします。