「鉄コン筋クリート」の「凱旋上映」を観に行くことが出来ました。
映画館の場所を調べていたら、心斎橋のアップルストアのすぐ近くだったので時間調整にはちょうど良かった (^^;;
さて、映画の方ですが、まずは舞台となる「宝町」の色彩、ディテールが素晴らしい。正にイメージ通りといったところ。
また、クロ、シロたちのスピード感、躍動感がよく描かれていて、楽しかったです。この爽快感は映画館のスクリーンで観ておいて良かったと思いました。
ストーリは序盤、原作の話の順序を入れ替えて構成されているようだったので、冒頭が「えっいきなりそこかよ」みたいな唐突感がありました。まぁ自分は、原作を読んでいたので、そう感じた部分もあるだろうし、話にも置いてけぼりをくうこともなかったんですが、原作読んでなかったら、話についていけなかったような気はしました。
あとは、声優陣。
大体、原作が漫画の場合、脳内で「このキャラはこういう感じの声」みたいなのをそれぞれ設定されますよね?
で、アニメ化されたりするとがっかり。てな場合もあると思うんですが、この映画に限っては、自分には全く違和感がなく、すごくぴったりきたんですよ。
正直、芸能関係は疎いところがあるので、「この人」と言われてもピンとこない部分もあるんですけど、キャラに対する声の違和感を全く感じなかったのは珍しい。
ということで、個人的には料金も 1000円だったし(その分電車賃がかかっているが… :-p)、わざわざ観に行った甲斐があって、大満足。
もちろん、原作と同様、キャラのタッチとか好き嫌いが分かれるところがあると思うので、万人に薦められるわけではないかもしれないですけど、一見の価値がある一本ではないでしょうか。
鉄コン筋クリート (通常版) 二宮和也 蒼井優 マイケル・アリアス
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