年末にネットをブラブラしてる最中に、68k Mac エミュレータがあることを知りました。
今さら 68k Mac という感じはなきにしもあらずですが、熱帯魚飼育シミュレーション「アクアゾーン」が MacBook Pro で動くなら動かしてみたい。これはやってみる価値あり。
というわけで、エミュレータも一つだけではなくて「Basilisk II」の他にも「SheepShaver」などいくつかあるようですが、「Basilisk II」を試してみました。
ダウンロードや起動までの手順は「Setting up system 7.5.3 with BasiliskII for Mac OSX」を参考にしました。
大変なのは 68k Mac の ROM ファイルが必要なことでしょうか。幸い、わが家には 68k Mac がいくつか転がっていますので問題ありませんが、どうしても「Basilisk II」に限らず、エミュレータを試したい場合は、オークションなどで手に入れるのが良いかと思います。
さて、初めはあまり内容をよく読まずになんとなく進めてたところ、起動はするもののシステムを認識せずにうまくいかなかったんですが、改めてページの手順通りにフォルダ構成もまねて進めたところうまく行きました。
サウンドはサポートされています。Ethernet 経由で Appletalk を使うには「Basilisk for OSX Mountain Lion and upwards with Appletalk!」の手順が必要でした。
また、USB 経由でつないだ、パイオニアの BDドライブ「BDR-XD04BK/LE」は認識しました。これは意外でした。ただ、アクアゾーンや漢字 Talk 7.x の CD-ROM を Macintosh フォーマットとして認識してくれないという…
結局、アクアゾーンのインストールは他の 68k Mac でマウントした CD-ROM を Appletalk 経由でマウントすることでインストールが出来ました。漢字 Talk 7.6.1 のインストールは、ディスクイメージを作って、それを使ってインストールすることが出来ました。
Mac OS X の中で、旧 Mac OS が動いているのも何だか不思議な感じもしますが、動作自体はキビキビしていて実機と変わらないかそれ以上に快適です。