ecto の存在はもちろん以前から知っていて、ブログを書いている方の間ではすごく評判が良さそうなブログエディターなんだなと思ってはいましたが、試したことはありませんでした。
それは「どうせ LOVELOG じゃ使えないんだろう」という思い込みからです。
今回、必死こいて(笑) 可能性を調べたのは、now and then さんの「iPhone:ectoのiPhone版出るか?」のエントリーを読ませていただいたのが、ずっと気になっていたからです。
もちろん、iPhone では Safari を使って、LOVELOG からのエントリーは可能です。結構、使いづらいのは使いづらいですが… (^^;; それにもまして我慢ならないのは、保存する前に、Safari が落ちることが多いことです。この時の敗北感(笑)ったらないです。
そんなわけで、Safari を使わずエントリーができればこれは言うことないぞというわけです。
とりあえず、ecto のサイトから、「ecto 3 beta for MacOS 10.4 and 10.5」「ecto 2.4.2 for MacOS 10.3 and 10.4」をゲットして試してみましたが、どうにもうまくいきません。
調べてみると、「LOVELOG の中身は、libedoor ブログと同じものらしい」ということと、「Mac から ecto を使って、libedoor ブログに投稿するには ecto 2.4.2 for MacOS (universal, Atom 0.3) を使わないとうまくいかない」ということが分かりました。
まず、「ecto 2.4.2 for MacOS (universal, Atom 0.3)」は公式サイトにはなさそうだったので、「ecto 2.4.2 for MacOS (universal, Atom 0.3)」をキーワードにググってみるとすぐに見つかりました(再配布が認められているのかどうか分からなかったので直接リンクは止めておきます)。
次に設定方法ですが、以下の様に設定すれば良いようです。
- アカウント名:多分なんでも良いと思いますが、「LOVELOG」と入力しました
- API:Atom
- ユーザー名、パスワード:LOVELOG のトップページで入力する、ユーザー名とパスワード
- アクセスポイント:http://blog.dion.ne.jp/atom/
これで、公開されている全てのエントリーを読み込んでくれると思います。かなり悪戦苦闘したので、動作した時は久しぶりに嬉しかったですねぇ (^^;;
さて、少し使ってみた感じでは、確かに使いやすいですね。評判が良いのも分かります。
シェアウェアフィーを払わなければなりませんが、現状、最新版ではうまく動作してくれないことと、iPhone 版もどうなるか分からないというところはあると思うので、とりあえず試用期間の間、使い倒したいと思います。
kakuさん、はじめまして。
macdecocologのnaoと申します。
ectoは最新β版3.0b54でlivedoorブログとLOVELOGに正式対応しました。
くわしくはこちらをご覧ください。
http://naomemo.cocolog-nifty.com/macdecocolog/2008/09/ecto30b54.html
ソフト本体のダウンロードはこちらです。
http://infinite-sushi.com/software/ecto/download/
ectoはこのたび開発元が変わり、ダウンロードリンクも移転することが予想されます。また、ectoベースのiPhone版ブログ投稿ツールが新開発元から近日公開予定です。
お役に立てばいいのですな。
「お役に立てばいいのですな」は「お役に立てばいいのですが」の間違いでした。どうもすみません。
nao さん、はじめまして。
情報ありがとうございます。
早速、3.0b54 をダウンロードして試してみました。
Atom0.3 のプラグインは一応、動作はしているようで、自分のブログ名は取得できました。
しかし、すでにアップしてあるエントリーの取得と、新規エントリーの送信はエラーが表示されて、うまくいきません。
受信の方は「エラーが発生しました。サーバは接続を切断しました。」
送信の方は以下のようなエラーになります。
送信に失敗しました!
{
kCFXMLTreeErrorDescription = “Found malformed DTD”;
kCFXMLTreeErrorLineNumber = 1;
kCFXMLTreeErrorLocation = 873;
kCFXMLTreeErrorStatusCode = 5;
}
何かお分かりになることはありますでしょうか?あれば是非、アドバイスいただければと思います。
よろしくお願いします。
すいません、新しいエントリーを投稿する場合は、上のようなエラーが出ますが、送信自体はうまくいっているようです。
一度、フォーラムの方にも投稿してみます。
Kakuさん、こんにちわ。
あのプラグインを使うとLivedoorブログはばっちり読み書きできるのですが、LOVELOGといったい何が違うのでしょうね。
ectoで投稿された記事はブログのトップページにも出て来ていませんから、何か妙なことが起こっているのは確かです。引き続きこちらでも調べてみます。
たびたびお騒がせして恐縮です。
LOVELOGには投稿APIがAtomだけでなくXML-RPCも使えるようですね。ここで見かけました。
http://blogron.seesaa.net/article/73762021.html
システム:MovableType
アクセスポイント:http://blog.dion.ne.jp/rpc
ではいかがでしょうか?
(LOVELOGはDIONの会員でないとブログ開設を認めないようなので、自分で検証できなくてすみません)
お騒がせなんてとんでもない。ありがとうございます。
もうこんなの自分で調べろって感じですよね。ご自身には関係ないのに、調べていただいて本当に申し訳ないです。
こちらこそ大変恐縮です。
で、アドバイスいただいたように、早速、試してみたんですが、うまくいきました ?(^O^)/
読み書きとも問題ないようです。
本当にありがとうございました。これからもまた何かありましたらどうかよろしくお願いします。
Kakuさん、こんばんわ。お役に立てたようでなによりです。
うまくいったついでに、お暇なときで結構ですから2つだけ検証をお願いしてよろしいでしょうか?
1)XML-RPC APIを使った場合、カテゴリーリストのダウンロードはうまくできているでしょうか?
(うまくいっていれば、新規記事作成ウィンドウを開いたとき左側にカテゴリーが一覧表示され、チェックボックスをチェックすればカテゴリー指定ができるようになっています)
2)リストがうまくダウンロードできていた場合、オフラインでカテゴリー指定した記事がエラーメッセージ抜きでちゃんとサーバーに届いているでしょうか?
(ブログによっては、カテゴリーリストがひとまず取得できたとしても、ここでこけてしまって、折角の記事がカテゴリーなしで投稿され、あとから管理画面上で追加指定を迫られることがありますのでおたずねした次第です)
余談ながら、ectoはecto>設定>基本設定>記事一覧と操作して出て来た画面上で記事のダウンロード件数を指定することができます(デフォルトは20件になっています)。過去記事の総件数の実数値をいれて「閉じる」ボタンを押してメインメニューに戻り、左隅の「エントリを取得」ボタンを押すと、サーバー側でダウンロード件数を制限していない限り過去記事の全件一括ダウンロードができます。
たびたびお騒がせします。ectoの場合、ダウンロード件数の上限は建前上59件になっていますが、実際はそれ以上大きな値を設定してもおかまいなしです。私はmacdecocologの過去記事315件をectoで全件一括ダウンロードしたことがあります。
お役に立てただなんて… ホントに感謝です。改めてありがとうございました。
えっと、ご質問にお答えします。
(1) うまくできました。
(2) エラーメッセージは必ず出てしまい、管理画面で、修正しています。
サーバー上の記事のダウンロードですが、2000件近くあるので、2000を指定して試してみた限りではうまくいきませんでした。
デフォルトの20件を取得したあと、ver2 の方からデータを全部読み込みました。
ver2の時は、投稿しても投稿済みに変わらなかったので、下書扱いになったままだったので、ver3 の方で、ダウロード数を50に変更して、取得しなおして、全てサーバー上のデータに置き換えました。
(2)の件はベータ版だから仕方ないかなと思っていたのですが、フィードバックした方がいいんでしょうか?
Kakuさん、おはようございます。
レポートどうもありがとうございます。
ectoでカテゴリーリストのダウンロードができても指定が実行できない日本のブログは他にもあります。たとえばFC2ブログがそうです(FC2ブログにカテゴリー指定付きで記事を投稿できるMac用のブログ投稿ツールは、今のところジャストシステムのxfy Blog editorの個人向け機能限定版だけ)。日本の無料ブログサービスで投稿APIとしてXML-RPCを採用しているところは、仕様が変則的なところが多くしかもバリエーションが激しいので、作者にリクエストを出して個別の微調整をしてもらうことが珍しくありません。
Adriaanさんはこの日本のブログの特殊事情をよくご存知ですので、お手数ですがせひエラーログのフィードバックをお願いします(逆に海外のブログ投稿ツール開発者にこの事情を理解してもらうのは難しい)。
nao さん
エラーメッセージが必ず出ると書いてしまいましたが、これは私の勘違いでした。
※キーワードが空白の時にも警告する様に設定をしていたので、それが原因でした。
なので、カテゴリーを指定してあってもエラーは何も表示されず、エントリーはポストされます。
ところで、livedoorblog はカテゴリーの指定は可能ということなんでしょうか?
Kakuさん、こんにちわ。たびたびお騒がせします。
指定通りのカテゴリーがついた記事が正しくサーバーに届いているようなら、カテゴリー指定は正常に機能しているということですので安心いたしました。
> ところで、livedoorblog はカテゴリーの指定は可能ということなんでしょうか?
記事のカテゴリー指定はXML-RPC APIを採用しているブログの中でも、MovableType API(またはこれをホスティングサービス用に改変したTypePad API)に特有の機能ですので、Atom APIを採用しているブログでは本来不可能なはずです。もっとも、Livedoorブログの管理画面では、カテゴリーをユーザー側で設定できることになっています。
現行のブログ投稿ツールでLivedoorブログにカテゴリー指定付きで記事を投稿できることがわかっているのはWindows版のBlogWriteとMac版のxfy Blog Editorの2種類だけで、しかもいずれも複数カテゴリーの指定はできないという制限があります。
一般に、投稿ツールで管理するならAtomブログよりもXML-RPCブログの方が向いており、同じブログにAtomとXML-RPCの2通りの投稿APIが用意されている場合、XML-RPCの方が接続が安定しているといえます。
たびたびすみません。
Livedoorブログへのカテゴリー指定付きの記事投稿は、ecto3.0b54でも問題なくできることを確認しました。Livedoorのユーザーがお友達におられましたら、ぜひ教えて差し上げて下さい。(ただしカテゴリーは1つしか作っていないので、複数指定のテストはできてませんが)
コメントありがとうございます。
なるほど、Livedoorブログは問題ないと。
自分の方は、ecto でカテゴリーを指定してポストしてもエラーは出ませんが、ブログの方では指定したカテゴリーは反映されません。
あとは、トラックバックを認証性にしているのですが、ecto の方でその設定がないので、ちょっと困ってます (^^;;
これも要望出さないとダメなんでしょうねぇ…
Kakuさん、おはようございます。
現行のブログ投稿ツールのコメント・トラックバック管理機能は、許可/不許可の2者一択の切り替えに限られており、この事情は個人ブログ用(Windows版ならBlogWrite、Mac版ならectoかMacJournal)、企業ブログ用(現状ではWindows版のマイブログとxfy Blog Editorの製品版の2つ)とも変わりありません。管理画面と全く同じように、ツールでも許可と不許可の中間に「承認」という3つ目の設定を設けるというのは、無理難題とまではいわないまでも私にとっては個人の作者さんに出すにはちょっと気の引けるリクエストでした。ectoが対応すればOSを問わず一番乗りになることは確実で、個人開発からチーム開発に移行する今は要望の出し時かもしれませんね。
おはようございます。ってか、もうこんにちはですね(^^;;
2者択一が普通なんですか… いやぁ世間知らずで :-p
Adriaanさんにコンソールのログを送る時に、要望として一緒に送っちゃいました… 大丈夫かな… (汗)
ただ、2者択一って面倒ですよね。せめて何もしないという設定を付けて欲しいなぁと思いました。
Kakuさん、こんにちわ。
たいていのブログの管理画面でも、投稿ツールの設定でも、コメント・トラックバックは許可になっているのがデフォルト状態で、それが気に入らない場合に不許可(またはその他の状態)に切り替えるしくみになっています。従って、何もしない=どれも選ばないという設定はありえません。
もうひとつ、管理画面上での許可と不許可の中間の状態はブログサーバーシステムごとの仕様の決め方によりかなりのバリエーションが生じうる(カテゴリーリストの仕様に優るとも劣らないほどの幅があると私は感じています)のに対し、ブログ投稿ツールは1つのブログサーバーシステム専用に作られることがまずないせいもあって、どのブログサーバーシステムにも共通した設定項目である許可と不許可の2つの状態に制御対象を絞らざるを得ないという事情も、現状の裏にはあるのだと思います。
コメントありがとうございます。
LOVELOG のシステムしか分からないので無知を晒しているようで恐縮ですが…
ブログ全体の設定が別にあって、エントリー個別の設定が出来る様になっているものですから、何もしないというのは、個別の設定はせずに、全体の設定に従うという意味だったんですが、まぁいろんなシステムがあるということですよねぇ…
難しいものなんですねぇ…
Kakuさん、おはようございます。たびたびお騒がせして恐縮です。
>まぁいろんなシステムがあるということですよねぇ…
ブログ投稿ツールの開発の最大の問題は、(同じ投稿APIを採用していても存在する)サーバーシステムごとの細部の個体差への対応でしょう。あるひとつのブログの管理画面の機能をできるだけ忠実にオフラインでカバーすることと、対応できるブログサーバーシステムの種類を増やすことを両立させるのは本当に難しいものだというのが、自分ではプログラムを一行も書けないもののectoとMacJournalを日本の主な無料ブログサービスで2年間使い比べて来た私の実感です。
投稿ツール側で行った記事の公開/非公開、コメント・トラックバックの許可/不許可の設定が管理画面上で行ったブログ全体の設定と一致しない場合、どちらが優先適用されるかはブログサーバーシステムごとに異なります。管理画面の設定が優先になるところは、ブログ投稿ツールのマニュアルに注意事項として記載されることになるので見ればすぐわかります。LOVELOGの例は出ていませんが、以下の見本をご覧ください。
http://www.xfy.com/jp/manual/blogeditor/blog/difference.html
>何もしないというのは、個別の設定はせずに、全体の設定に従うという意味だったんですが、
ここは私の誤解でした。すみません。
すでにお気づきでしょうが、ectoの場合、プルダウンメニューからecto>設定>ブログ設定と操作したあと、出て来た画面上の2列のボタンを「編集」>「標準」の順に押すと、記事の公開/非公開、コメントとトラックバックの許可/不許可をブログ単位で設定できる画面が開きます。この画面上の設定は、そのブログの新規記事作成画面を開いたときに自動的に反映され、変更の必要がなければそのまま送信ボタンを押せばいいようになっています。各記事ごとのコメントとトラックバックの許可/不許可の設定は、一度送信した後でも記事タイトルを選んでダブルクリックで編集画面を開けばいつでも変更して再送信できます。
コメントありがとうございます。
> ectoとMacJournalを日本の主な無料ブログサービスで2年間使い比べて来た私の実感です。
なるほど。
自分は、ブログも LOVELOG だけですし、ツールも ecto を使ってみ始めただけなので、他の仕様が全然分からないものですから、こういうものなのかな?じゃぁもっとこうはできないのかな?と単純に考えちゃうもので… (^^;;
あっプログラムがダメなのは自分も同じです。
ecto 2.4.2 for MacOS (universal, Atom 0.3) は atom で使えていたので、仕様が同じじゃないということになるのかもしれませんが、トラックバックは指定しなくても、システムの設定が反映されていましたので、同じアプリなのに?って単純に考えちゃってました (^^;;
設定についてアドバイスありがとうございます。そこはいろいろ弄っていて覚えました(笑)
ecto からの投稿時にカテゴリーが反映されない件について、console log を Adriaan さんに送って確認してもらったのですが、問題なかったそうです。
それで、
You can try setting the blog system for Lovelog to “WordPress” via account settings.
というお返事をいただいたので、改めて LOVELOG の設定をいろいろ見直してみたのですが、それらしいところは無いんですよねぇ…
で、atom で設定している場合(最新版では問題があってうまく使えませんが)には、カテゴリーは一応反映されます(複数指定しても1件のみ)、トラックバックの設定は、システムの設定が優先されるようです。
なので、XML-RPC で運用した時の LOVELOG 側の問題ということになるんでしょうねぇ…
う〜ん、LOVELOG のサポートもあてにならないからなぁ…(涙)