このところ、iPhone で使う ToDo アプリに何を使ったら良いかなぁとまた悩み始めております。
改めて、自分の ToDo アプリに求めることを整理するとこんな感じになるでしょうか。
- 今のところ、仕事に関することを入力するつもりはない(電子手帳や PDA の類いを全く使いこなせなかった人なので… (^^;;)。ただ、今後、心変わりする可能性はあるかも。
- なので、GTD(Getting Things Done)の管理がしっかりできるツールである必要は全くなし。
- 将来購入予定の、本や DVD などのウィッシュリスト的な使い方もしたい。
- iPhone と Mac で連携は取りたい。入力は Mac の方が楽だし。
- 安ければそれに越したことはないが、無料にこだわってるわけでもない。
以前、「ToDo リストも Mac と iPhone で共有してみる。」のエントリーで、「Zenbe」を iPhone の ToDo アプリとして使っていこうと思うと書きましたが、長続きしませんでした。
理由は Zenbe が Web アプリだからということになってしまうかも。
いや、Web アプリが使いにくいとかダメだとか、そういうことではもちろんなくって。Google カレンダーは iCal よりも断然使用頻度が高かったりするし、.Mac もとい MobileMe もそれなりに活用しております。では、Zenbe とこれらが違う点はなにか?
Google カレンダー(メールもだけど)には「Google Notifier for Mac」があり、MobileMe は Finder と結びついているということだと思うわけです。Web アプリは向こう側にあるアプリで、どこからでも使えて便利なのだけれども、向こう側にある故、こちら側で意識することが自分は少ない。というか、普段意識をしていない。
Mac を使っていて「Google Notifier for Mac」が常にメニューバーで予定数や未読のメール数を教えてくれることによって、向こう側にあるアプリをこちら側で意識することができる。
MobileMe をディスクとして、デスクトップにマウントすることで他のディスクと同じ意識で使うことができる。ToDo の入力はやはり Mac で行う方がやりやすいのだけど、Zenbe には残念ながらそういったツールがないので、なにか入力しようと思った時にさっと Zenbe で入力しようという発想、というより無意識の行動に結びついていないよう。
ということで、自分には Web アプリに「Google Notifier for Mac」のように気軽に使えるツールが組み合わさってないとうまく使いこなせないようだ (^^;;
ということで、他のアプリを探し始めて、現時点で iPhone で使っているのは「iProcrastinate Mobile」。iPhone 上では名前が長過ぎるのか「Tasks」と表示されます。無料ですが、学生さんが作られているようで、小額の寄付を求められております。
さて、使ってみた感じは、それほど細かいことは出来ないですが、デザインとか色使いとかそれなりに気に入ってます。
これは Mac 用にも「iProcrastinate」というソフトが用意されてます。まだベータ版ですが、将来的には、iPhone 版と同期が取れたりする様になるらしいです。
ただ、Mac 版の方は、ちょっと使ってみましたが、ベータ版だけにまだバグがあるようだし、もう一つしっくりこないのです。難しいことができるアプリではないので、使うのは非常に簡単ではあるのですが、ちょっと物足りない感じも。
まぁしばらくは iPhone 版だけを使っていくつもりにしてますが、その次をどうするか?
今のところ試したり、検討したりしているのは「OmniFocus」「Things」「Todo」といったところなんですが… 長くなったので、「iPhone 用 ToDo アプリは何が良い?その2」のエントリーに続けます…