昨夜は義母からチケットを譲ってもらえたので、自身としては 2度目の生落語を聴きに行くことができました。
もらったチケットには「桂 こごろう 独演会」とありまして、あいにくと自分は桂こごろう師匠のお名前は初めてだったので、どういう人なのかなというところもあり、楽しみでした。
演目は、
- 寄合酒/桂まん我
- 動物園/桂こごろう
- 餅屋問答/桂紅雀
- かぜうどん/桂こごろう
- 愛宕山/桂こごろう
ということだったんですが、「愛宕山」を聴くのがとにかく楽しみで… このお噺、「ちりとてちん」で渡瀬恒彦演じる草若師匠の十八番。冒頭だけは何度も聴いたものですが全体はどういう噺なのか全然知らなかったものですから、やっと聴けるぜってなもんです。
こごろう師匠についてはご贔屓にしていらっしゃるような感じのお客さんも会場には結構、いらっしゃったようで、直接、落語の噺に関係のない枕のところでも自分にはあまりよく分からないような振りでも笑いが起こっておりましたが、なるほどなかなかお噺もうまかったように思います。
また自分にとっては愛宕山をやっと通して聴けて、「あぁこういう噺だったのね」ということで、満足できました。ただ草若師匠のそれとは少し違ったんですよねぇ…
まぁ落語というのは、噺家さんによってアレンジされているものなんでしょうけれども、これだけは言いたい。ヒバリの鳴き声はピーチクパーチクだろうと (笑)
各お噺は存分に笑わせていただきました。やはり生は良いですね。また寄席には行きたいな。
枝雀落語大全(37) かつら枝代 かつら益美 桂こごろう
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