ATH-CK5+Sony イヤーチップ

気がつくとメンテナンス中になっていまして、申し訳なかったです。

さてさて、先日のエントリ「ATH-CK5 を買ってみた」の続きです。ソニーのEX シリーズのイヤーチップを購入して1週間ほど使ってみたのでその感想です。

オーディオテクニカの「ATH-CK5」の低域の量感がちょっと足りないかなと思って、このEXシリーズのイヤーチップに交換してみたのですが、これはなかなか良いのではないかと感じましたです。

低域の量感は上がっている気がしますね。残念ながら遮音性はほとんど変化ないという感じでした。ということで、結構、いいバランスになったのではないかと思います。

そういったわけで、「ATH-CK5」+ EX シリーズのイヤーチップという組み合わせで、まぁ満足してます。実売で2500円程度のヘッドホンとしてはかなりそのコストパフォーマンスは高いんじゃないかと。

ディスカッションに参加

1件のコメント

  1. 兄弟対決!【ATH-CK7】VS【ATH-CK5】 その2

    さて注目の音質対決です(CK5はソニーイヤーピース装着、CK7はノーマルでの試聴)。
    CK5のサウンドはレスポンスの良い、さわやかな音。エネルギーバランスは完全に高音寄りで、低音については量は出ないですね。ある部分から下はスパッと無い。良い意味で割り切った音作りで潔いくらい。全域において反応が早く、曖昧さがないので、どんなジャンルでも破綻なく聴かせてくれます。
    反面、ボーカルの質感は今一歩。肉付きは痩せ気味で、味わいはどうしても薄い。音場感もそれなりには感じられるけど、もう少し空間の広がり感が欲しいところ。
    どんなジャンルでもCK5の表現の枠内に収めて鳴っている感じです。
    対してCK7は、さすがにぐっと重心が下がっており、余裕や落ち着きが感じられるサウンドバランスに仕上がっています。とはいえ低音がブーミーないわゆる“ドンシャリ”ではありません。
    やや低域の印象がソフトで反応が一瞬遅れる感もありますが、それ以外は概ねレスポンスも良く高域の伸びもCK5を上回り、素直に最高音まで伸びています。
    なにより、中音域の肉付きが良くなりボーカルや楽器音の温かみが感じられるようになりました。また、細かい音(付帯音)をよく出しているので、CK5では聴き取れなかった細かい音が認識でき、これが音場感や奥行き表現にモロに利いてきます。当然サウンドステージは広く、奥深い。特にこの点で、国産のイヤホンとしては非常に優秀だと思います。
    テクニカがモニター用途に使えるとアピールするだけの性能は持ち合わせていると。それでいて無味乾燥なサウンドではなく、オンガクの精気がちゃんと感じられます。モニター用とホーム用の中間といった赴きですね。
    最後にエージングについて。
    両者とも最初期はかなり、音が粗いです。特にCK5はレンジが狭く音が相当痩せて聴こえます。かなり鳴らしこんでやってやっとまともな音になります。
    CK7はそこまでではないけど、やはり音のカサツキや硬さが気になります。現在2週間ほど経過しましたが、かなり音もほぐれてきてます。CK5ほど変化の度合いは大きくないようです。
    次の対決は同門のATH-CM7TIを予定しています!
    audio-technica インナーイヤーヘッドホン [ATH-CK5 WH]オーディオテクニカこのアイテムの詳細を見る
    audio-technica インナーイヤーヘッドホン [ATH-CK5 BK]オーディオテクニカこのアイテムの詳細を見る
    SONY EP-EX1 H 交換用イヤピース (グレー)ソニーこのアイテムの詳細を見る
    オーディオテクニカ ダイナミックインナーイヤーヘッドホン ATH-CK7オーディオテクニカこのアイテムの詳細を見る

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です