日経ビジネスオンライン「「ネットもメールもできません」。機能を削って大ヒットのポメラ」の記事から。
自分は先週初めて「ポメラ」の実物を見たんですよねぇ (^^;; しかし、あの小ささ、キーボードのギミック、タッチとなかなか物欲をそそりますね。まぁ自分には使い道がないので購入まで至らないと思いますけど、文章を頻繁に打つ人とか道具として非常に素晴らしいと感じます。
さて、「ポメラ」が発売され時にもネット上でも非常に話題になっていたかと思いますが、
このポメラが、売れている。昨年11月の発売と同時にほぼ品切れ状態。当初年間3万台の販売計画だったが、年間売り上げ台数は10万台にも達する見込みだ。
via: 「ネットもメールもできません」。機能を削って大ヒットのポメラ:日経ビジネスオンライン
だそうで、計画の 3倍以上売れる見込みなんですね。
しかし、役員会議でのプレゼンは惨憺たるものだったそうで、
「文字入力しかできないの?」「携帯電話以下の機能じゃないか」「それで2万円以上の価格なんて売れるはずはない」。参加していた役員15人のうち14人が相次いで反対し、「待ちに待っていた商品だ」と絶賛したのは、ほかならぬ印南教授ただ1人だったという。
しかし、宮本社長はそんな光景を見たことで、逆に「思わぬヒット商品になるかもしれない」と手応えを感じ、開発にゴーサインを出した。多数の役員の反対を押し切って商品化を進めさせたのは、ポメラという商品が、宮本社長自ら考える「ヒット開発の方程式」に当てはまると確信したからだ。
via: 「ネットもメールもできません」。機能を削って大ヒットのポメラ:日経ビジネスオンライン
社長の判断は正しかったということですね。正しい経営判断というのは、もちろん業種、業界によって異なるでしょうけれども、それをしっかり実践できるというのはやはり素晴らしい。
まぁ個人にしても、人生、判断の連続ですからね、自分なりの判断基準をしっかり持っていたいものです。