Marantz「SA-15S1」と「SA-15S2」を比較試聴してみた

注意:特に音質に関する部分については、駄耳の持ち主である自分の独断と偏見と好みによる、ちょー主観的な評価ですので、気になる方は雑誌などの記事やまともなレビュー、ブログのエントリーなどをお探しくださいませ。

ということで「SOULNOTE「sa1.0」を試聴してきた」のエントリーからの続き。

SA-15S1」と「SA-15S2」はそれぞれヘッドフォン端子を持っていて、店頭の配置も上下に並んでいたこともあって比較しやすい。

「ヘッドフォン出力ですがそれぞれの傾向は分かると思いますので…」の一言を残して、一人残されたので好き勝手に持参したディスクをとっかえひっかえ聴き比べ。

まず、この 2モデル、ヘッドフォン出力の音量が結構違う。ヘッドフォン出力のボリューム位置が S1 が 12時に対して S2 は10時くらいで同程度の音量だったか?

S2 のヘッドフォン出力については、

SA-15S1はヘッドホン出力の音質においても高い評価を受けてきました。 SA-15S2はアナログ出力回路との間にバッファーアンプを搭載し、ヘッドホン回路との相互干渉を排除。 バッファーアンプを搭載していても源流であるアナログオーディオ出力の信号そのものが高音質化されることでヘッドホン出力の音質も向上しています。 これに加え、ヘッドホン出力回路自体とその電源回路においても見直しを行い、高音質化を実現しました。 高級ヘッドホンの実力を余すところなく引き出します。

via: Marantz Japan | SA-15S2 高音質ヘッドホン出力

とあるので、S1 と比べるとかなり変わっているようだし、どちらもしっかり作ってありそうですね。

さて聴き比べた印象ですが、S2 の方が S1 に比べて、音の立ち上がりが早く細かなニュアンスの表現や線の太さと言ったら良いのかな?そういった再現性が良いと思いました。

ということで、S1 よりも S2 が自分の好みに合いました。聴き終った後、そのすぐ側にお目当てのもう一つの SACD プレーヤー、Pioneerの「PD-D9MK2」が展示されているのを発見。さっそく、試聴をと思ったら、ありゃヘッドフォン端子がなかったか… あと、気になったのはフロント面の材質。アクリルパネルなのかな?ちょっと安っぽい感じがしましたね。

しばらく経ってから店員さんが戻ってこられたので、「SA-15S2」が好みにあったことと「PD-D9MK2」も気になっていることを伝えると、「PD-D9MK2」についても設計者についての話から音の傾向まで一通り説明してくださって、比較試聴させてくれるということで、試聴室で準備をしてもらえました。

それについては「Marantz「SA-15S2」と Pioneer「PD-D9MK2」を比較試聴してみた」のエントリーにて。

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2件のコメント

  1. 今晩は。
    ジョーシンは丁寧に対応してくれるんですね〜。
    ヘッドホン出力回路の解説は参考になりました。その部分がしっかりしていれば、夜遅くても
    快適に音楽を楽しめます。
    話は変わってお薦めディスクですがボサノバですと
    1.Ana Caram/Blue Bossa:SACD
    2.Gerry Mulligan with Jane Duboc/Paraiso:CD
    辺りが良いかも。
    Ana Caramはギター弾き語りで、ボサノバ特有?の柔らかい歌声です。
    2はバリトンサックスのGerry Mulliganとボサノバ歌手のJane Dubocの共演で、SACDではない
    ですが十分にお勧めできます。
    今確認したら、両方ともiTunes Storeに載ってるじゃん。試聴してみてください。それでは。

  2. こんばんは。コメントありがとうございます。
    う〜ん、ジョーシンと言ってもピンキリですよ。ウチの近所のお店は品揃えも価格もお話になりませんし、店員さんももう一つな気が… :-p
    ヘッドフォン回路はおまけ的な機器も多いようですが、このモデルはしっかりしているようです。
    新しいお薦め CD ありがとうございます。また試聴してみます。
    今日、ようやく EDEN ATWOOD の Waves が届いたのですが、いいですねぇ彼女の声。すっかり気に入ってしまったので、他の CD も購入しようかと思っています。

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