ドコモ版 iPhone の可能性は五分五分?

ケータイ Watch「ドコモ版「iPhone」は本当に可能性があるのか?」の記事から。

個人的にはドコモからは出ないという確率の方が高いと思っておりますけど… (^^;; 著者によると総合的に見て、ドコモ版iPhoneが実現する可能性は五分五分といった印象だそうです。

ドコモ版 iPhone の課題が、

まず、最初に挙げられるのがハードウェアの変更だ。「同じW-CDMA/HSDPA方式だから、ハードウェアの変更は必要ないのでは?」と考えてしまうが、実はドコモがiPhoneを導入するには、実質的にハードウェアの変更は避けられそうにない。なぜなら、FOMAプラスエリアの名称で展開されている800MHzへの対応が必須だからだ。

via: ドコモ版「iPhone」は本当に可能性があるのか? – ケータイ Watch

さて、ハードウェアに次いで、もう一つネックになりそうなのがiPhoneで展開されているアプリケーションサービス「App Store」の存在だ。現在、iPhoneではApple IDを使い、アプリケーションや楽曲をiTunes Storeから購入している。これらの内、楽曲については収録曲数も圧倒的に多く、代わりのサービスを提供することが難しいため、そのまま使える可能性が高いが、アプリケーションについては少し違ったアプローチも取られるかもしれない。

via: ドコモ版「iPhone」は本当に可能性があるのか? – ケータイ Watch

と挙げられています。まぁこの辺はウチも含めて過去にいろんなところで述べられているところでしょうか。FOMA プラスの対応についてはともかく、App Store の他にドコモがアプリの供給場所を作るというのは個人的には合点がいかないんですけどねぇ…

さて、販売状況については、

まず、販売実績に注目したいところだが、残念ながら、アップルもソフトバンクも国内での販売台数については、正式にアナウンスをしていない。ただ、業界関係者や販売筋などからの情報を総合すると、ソフトバンクはiPhone 3Gを2008年7月の発売からiPhone 3GSが発売された2009年6月までに、おそらく100万台以上、販売したと推測される。もう少し細かく書くと、2008年末までで約50万台弱、2009年春までで約80万台強、そして、キャンペーンの効果もあり、iPhone 3GS発売前には、累計の販売台数が100万台を突破していたと見られる。

via: ドコモ版「iPhone」は本当に可能性があるのか? – ケータイ Watch

と、100万台を達成しているという見方を示してますね。もし事実であれば、フランスでは発表があったと思うので、日本でも正式に発表すればいいのにと思うのですが…

ディスカッションに参加

4件のコメント

  1. 別にSoftBankに忠誠を誓っているわけじゃないんですが、iPhoneの発売に関して、SoftBankを評価したいのは、あくまでアップル主導っていうことを認めた点。
    これって、ドコモやauでは難しいと思うんですよね。
    ドコモもauも、元々は官が大きく関わっている企業なので、余計その色合いが強いとおもうんですが、自社主導にしたがりますよね。
    でも、SoftBankは、ある意味「なりふりかまっていらんない」状況だからなのかもしれません。
    ドコモが「アップル主導の体制は維持します」っていうなら、ドコモ版iPhoneは歓迎したいんですけどね・・・
    あと、あのドコモのセンスの無いロゴを本体につけちゃダメ、ってジョブズが言ったら、ドコモは飲めるんでしょうか?

  2. コメントありがとうございます。
    私も概ねそのように感じています。
    特に「ドコモが「アップル主導の体制は維持します」っていうなら、ドコモ版iPhoneは歓迎したいんですけどね」については、維持できないならやめて欲しいです (^^;;
    ロゴの件も難しそうですよね。アップル的にはないでしょうし、ドコモも譲らないような気がするんですがねぇ…

  3. docomo は端末の1種類としてしか考えていない。
    かたや、Apple はソフトウェア・コンテンツを販売するプラットホームの一部 (通信インフラ) を担っているとしか考えていない。
    「売れてる端末だから、ウチで扱えば、softbank を叩ける」という程度でしか iPhone 販売を考えていない docomo の経営幹部は「 Android 携帯でしばらく様子を見て、次の四半期にまた考えよう」という程度の経営判断をしているのではないでしょうか?
    docomo は国内稼いだ資金で、i-mode 海外展開のためにいくつかの海外企業を買収しましたが、全滅でした。結局、i-mode は国内だけで、「ガラパゴス化」の象徴になってます。
    docomo で Nokia 携帯ユーザーになってPC連携に激怒した経験があるので、iPhone が出たときも様子見してました。
    いまでは、1年間の docomo + iPhone 状態から、iPhone only です。
    Android でも i-mode の温存を考えてるような時代錯誤の企業には、contents oriented な商品展開はできないでしょう。
    しかも、今の Apple の経営状況なら、端末台数を掃かせるためにビジネススタイルを変える必要はないでしょうね。台数稼ぐなら中国大陸での展開を進めた方が利潤が大きく投資する意義があります。
    docomo 支配が長引くと、結局 innovate なサービスから pass されるだけです。
    日本の innovate な未来のために、ガンバレ softbank !!
    Hamaoka_T@tosa-no-kochi

  4. コメントありがとうございます。
    なるほど。
    あまり詳しくは watch していませんが、Android もあまり力を入れているような感じはしませんからやはり多くの端末の内の一台というような認識なんでしょうね。
    いずれにしろソフトバンクにはこれからも頑張って欲しいとは思いますね。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です