ってガンダムネタではないのです(笑)が、asahi.com の「1兆円減税、家計には薄く 与党が税制大綱決定」の記事に関して、たまには、柄でもないことを書いてみようかなと。
「ホワイトカラー・エグゼンプション」という制度の導入が検討されておりますね。あまり、マスメディアで報道されているのを見たような記憶に乏しいのですが、年収400万円以上のサラリーマンの労働時間制限をなくそうぜという制度です。つまり、残業代がゼロになるというわけ。
労働者の自由裁量の余地が広がるという名目らしいですが、日本の一般的な労働環境で自由裁量なんてどれだけ許されるのか? 企業はいくら働かせても残業代を払わなくていいから、過剰労働が増加するだけだと思うんだよなぁ。
まっ仮に定時でさっさと上がれて、もっと収入の必要な人は副業にでも精を出せれば救いもあるかもしれないが、日本の企業の大半は副業を禁止しているはず。
あとは他にもこれまで、配偶者特別控除の廃止、老年者控除の廃止、定率減税の半減が行われ、しかも定率減税は、全面廃止になりそう。更には、たばこや発泡酒の税金も引き上げられて、厚生年金保険料や健康保険料も上がり続けている。
そして、次の参院選の後には消費税も上がるだろうということで、まぁどれだけ絞れば気が済むんでしょうか。
また、70歳以上の高齢者の医療費の負担も増えたし、70歳未満の人も、1ヵ月負担の上限額が大幅に引き上げられる。年金の受給開始も引き上げられる。世界でも有数の高齢者社会になっていく日本。長生きするのもリスクになってきましたねぇ。
一方で、法人への課税は、2002年から1.4兆円も減税された上に、更なる減税ってんだから、驚いちゃいますよね。企業ってのは人から成り立っているはず。その一人一人にあんまり還元されない今の「好景気」って何なんでしょう?
で、そんな国の内閣の支持率はといえば、毎日新聞の世論調査によれば初めて半数割れになったということですが、それでもまだ50%近くあるんですもんねぇ。この国はよっぽどお金持ちが多いのか、お人よしが多いのか… いったいどうなっちゃってんですかね。まさに「起てよ国民!」とでも叫びたいところ(笑)
とまぁ、こんなことをこの広大なネットの片隅でほざいたところで、何かが変わるってわけでもないんしょうけれども、とにかく自分のできること。ということで、退職金も年金もあてにしなくても、何とか老後を過ごせるような資産を構築したいと、日々悪戦苦闘しているわけです。んが、なかなかうまくいかないもんです…
世の中、見渡しゃ、短期間で何倍、何億と資産を築いている普通の人がいるっていうのにね。まぁもちろん同じようにとは言わないけれども、ちょっとずつつでいいんだよ。増やせないもんですかねぇ… やっぱり才がないですか? そうですか…
定年まであと、ざっと20年。その頃「定年」なんてものが存在しているのかも怪しいもんですが、死ぬまで働く気なんざさらさらありませんし、できることなら50代でリタイアできるように、日々もがき続けようと思っております。
で、ネットウヨは安倍支持、他に選択肢が無いって人も多い、この辺が日本人気質なんでしょうねえ、衆愚ってやつでしょうか。