東芝、DVD/HD DVD への HD 記録に対応した「RD-A301」発表

AV Watch「東芝、DVD/HD DVDへのHD記録に対応した「RD-A301」」の記事から。詳細は同「東芝、HD Rec対応の新VARDIA「RD-A301」」。

HDD 容量は 300GB。HD DVD ドライブは、HD DVD ビデオソフトの再生と、1層/2層HD DVD-R 記録が可能。最大の特徴は、「HD Rec」に対応したことで、MPEG-4 AVC/H.264 や MPEG-2 形式の HD 映像を DVD-R/RW/RAM などに記録可能となります。

ただし、発売時には、TSE モードでの HDD や DVD-R への直接録画には対応せず、後日のアップデートで実装予定になるそう。

12月中旬より発売。価格はオープンプライス。店頭予想価格について東芝DM社の藤井社長が、「私の期待を込めて10万円を切ってほしい」と述べたそうです。

次世代ディスクの録再機が10万円以下となれば、消費者としては非常に嬉しい事だとは思います。

ただ、企業としてその価格で利益が出るんでしょうか?次世代ディスクの製品は、今後しばらくの飯の種のはず。大切に育てて行くべき市場だと個人的には思っているのですが…

HD DVD 陣営は劣勢を伝えられる事が多く、同「Blu-ray陣営が販売状況の優位をアピール」の記事でも、BD 陣営の優位性が報じられています。

それを考えると、単にシェアを取るためだけに、価格を下げているように見えてしまいます。不毛な価格競争は、結局、企業の業績などに跳ね返り、最終的には消費者の不利益に繋がっていくように思います。

「健全」な競争が行われて、その結果、消費者の利益につながるように願っております。

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