iPhone と Mac で連携できる、ToDo アプリをいろいろ物色していたわけですが、一つ、アプリケーションフォルダに HDD の肥やしになっているアプリがあるのを思い出しました。
「TaskPaper」がそれ。
これ 18.95ドルのシェアウェアなんですけど、MacHeist Bundle でいろいろアプリを購入したシェアウェアの中の一つだったんです。
あの頃は、もちろん iPhone のことは全く頭になかったし、ToDo アプリについても特に欲してなかったこともあって、ろくに起動することもなく放置してたんですよねぇ…
で、今回、あらためてちゃんと弄ってみたんですけど、テキストエディタ並みにシンプルなソフトなわけです。先日紹介した「WriteRoom」と同じ作者さんのアプリなんですけど、「シンプル」という共通の設計思想を感じます。
文字を入力して「:」で終わればプロジェクト。「-」で始めればタスク。「@」で始めればタグ。何も付けなければメモになるという記法なので、文章を打ち込む様に思いつくままに簡単に入力が可能です。またプロジェクト、タスク、タグなどの色は個別に変更可能です。
多くの ToDo アプリの仕様って、タスクを一つ入力する度にプロジェクトやタグ、締め切りとかいちいち選択したりして指定するようになっていると思うんですけど、そこが決定的に異なります。とにかく思いつくまま、タカタカと入力ができます。
また、これだけシンプルなアプリだと「エディタでいいんじゃね?」と思う方もいらっしゃるかと思うのですが、ToDo のリストって、ちゃんと項目を書き出して、終わったものはちゃんと消す(削除ではない)という行為が必要だと思うんですよ。
紙に鉛筆やボールペンで作るのと同じ感覚で扱えることが必要じゃないかなと。それがシンプルにできるこのアプリは「なかなかできるなお主」なモノじゃないかと。
で、ちょっと「TaskPaper」についてググってみると、愛好者の方が多いみたいなんですよねぇ〜 ははっ (^^;;
「TaskPaper」自体は、スタンドアローンのアプリなんですが、インスパイアされた方が多くいらっしゃるようで関連のツールや Web アプリが作られてるんですよねぇ。
というわけで、その中の一つ「Tasko」という Web アプリを使ってみました。無料です。「Tasko – online TaskPaper」で説明されている様に、基本的に同じような感じで、編集、管理ができます。
「これで、TaskPaper と Tasko が連携できればなぁ」と思ったんですが、ちゃんと「TaskPaper and Tasko sync scripts」というアップルスクリプトを作ってくださってる方がいらっしゃいました。ありがたやありがたや。
「TaskPaper」の iPhone 版の可能性は一応あるようですが、当面は「TaskPaper」のバージョンアップでお忙しいようなので、しばらくなさげです。
iPhone の Safari で「Tasko」へのアクセスとかは全く問題なかったので、この組み合わせでしばらく使うのもありかなぁとも思ったりもしています。