書店のみで電子書籍販売って望ましい形なんだろうか?

asahi.com「光和コンピューター、電子書籍市場参入を示唆、書店でダウンロード販売」の記事から。

同社が発売を検討している電子書籍専用端末は、試作品を台湾メーカーが製造。スマートフォン程度のサイズで、簡単に持ち運びできる形状だという。ユニークなのは販売方法で、電子書籍をダウンロード購入する場所を書店に限定する。現段階で詳細は明らかになっていないが、同社はこの販売形態を出版社や書店に働きかけていくという。

via: asahi.com(朝日新聞社):光和コンピューター、電子書籍市場参入を示唆、書店でダウンロード販売 – e-ビジネス情報(提供:BCN) – デジタル

う〜ん、わざわざ電子書籍をダウンロードするために書店に出かけるなんてことをするんだろうか?絶版や在庫が全然ないとかの本はともかく、そのまま書籍を購入するって人の方が多いんじゃないか?

米アマゾンや米アップルのように簡単に書籍をダウンロードできる仕組みは、書店からの反発が強い。出版社の警戒感も強く、電子書籍に積極的とはいえない状況だ。

via: asahi.com(朝日新聞社):光和コンピューター、電子書籍市場参入を示唆、書店でダウンロード販売 – e-ビジネス情報(提供:BCN) – デジタル

もちろん、街中から書店がなくなってしまうことは、個人的にも望ましくないと思うけど、こういう発想は結局、書店と流通のことしか考えられてないような気がするんだけど。

そもそも本の書き手である作家や漫画家のことは考えられているんだろうか?本を読んでくれるユーザーのことは考えられているんだろうか?疑問を感じざるを得ないな。

もちろん、ダウンロード販売とはいえ、特定の場所でしかそのコンテンツを購入できないというのは何でもかんでも否定することもないだろうとは思う。もっとも、自分にはどんなコンテンツがそれに適しているかは思い浮かばないんだけど…

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