ITmedia「「iOS 4でiPhone 3Gが遅くなる」問題、Appleが調査」の記事から。
なんでこんなことまで問題視されるようになってしまったかなぁ…
iPhone 3GにiOS 4をインストールすると問題が起きるというユーザーからの苦情を、Appleが調査している。6月後半にiOS 4がリリースされて以来、Appleのサポートフォーラムには、同OSにアップグレードした後に動作が遅くなった、バッテリーが早く減るようになった、過熱した、などの苦情が寄せられている。iPhone 3Gがほとんど使えなくなったというユーザーもいる。
自分は iPhone 3G はおとなしく iOS4 にアップグレードせずに使ってます。
アップグレードするかどうかについては一応、悩みまして Twitter の TL を眺めてても「快適になった。それほど変わらない」というツイートと「重くなった」というツイートが見られて「う〜む」と思ったんですが、リスクを取ることもないと思ったので止めたわけです。
で、パソコンを普段から使っている身としては「OS のアップグレード = 動作が重くなる」という感覚は常にありますし(Mac OS X はちと違う面もありますが)、iPhone についても同様の感覚はあるわけです。
パソコンの OS もそうですが、それでも使いたい人の為に?いくつか前の世代のハードまでサポートしてくれるのが常で iPhone についても機能は限定されていますが、2つ前の世代までサポート対象になっているのはむしろありがたいなと思ったものです。これは別にアップルの製品だからということはなくです。
まぁ「加熱する」という現象については本当ならば論外だとは思いますが、動作が遅くなるっていうのはトレードオフだと思うわけです。新しい機能を使える代わりに動作は重くなるよと。
ということで、こういうことで苦情が増えているのであれば、そういうことを経験的に分かっているであろうユーザーには既に行き渡って、一般的なガジェットになったということの現れということになるんでしょうね。まぁ簡単に元に戻せる方法が用意されていないのは手落ちだったかもしれませんが…
基本的に米国内の話ばかりですが、このところアップル製品は裁判沙汰になったりこうした問題が取り上げられる機会を目にする機会が多いような感じで食傷気味です。