コードレスハンディークリーナー「ブラックアンドデッカー」の「Pivot・Z-PV1000」を購入

相方がとーとつに「コードレスのハンディークリーナーが欲しいなぁ〜」と言い出した。子供の食べこぼしやちょっとしたホコリを掃除するのに掃除機を引っ張り出すのが面倒という。

自分としては「自分の欲しいモノは自分で調べて買いなさい」といつも主張しているのだが、彼女の脳内では「電気製品は全てあなたが調べて私に教えるのよ」となっているらしい。困ったもんだ…

常々、興味のない製品選びはあまり楽しいものではないと思うんだけど、ハンディークリーナーならダイソンの「DC31 モーターヘッド」で良いじゃんと、即答したら「そんな高いのは要らない」そうだ。あ〜面倒くせ〜 :-p

ということで、価格.com やら色々調べてみたんだけど、どうも個人的には決め手にかける。相方はとにかく価格重視らしく某社の 2〜3千円程度ので良いという。

それならとりあえず現物確認ということで、ヨドバシの店頭へ。展示されていて電源が入るようになっていたコードレスのハンディークリーナーを手当たり次第に手に取って実際の吸引力と音を確認してみた。

まず相方の「これで良い」と言っていたモデルは展示はあったものの、電源は入らず。仕事率は 20W となっていた。ちょうど店員さんがいたので少しお話をさせてもらったのだけど、他の同性能のクリーナーを手に取りながら「一般的な掃除機の仕事率が 300W とかですから」と吸引力にはあまり期待をしない方が良いといった感じでアドバイスをくれた。

確かにこの 20W 程度の仕事率の製品の吸引力はお話にならなかった。実際「食べかすもかなり細かいものじゃないと吸えないでしょう」というのが店員さんの弁。

そこで、コードの有無に限らず、仕事率が 90W と表示されているモデルなんかも電源を入れてみたけれども、これまたお話にならない吸引力。騒音だけは立派である。ちょっと前のダイソンの TV CM ではないが仕事率のスペックだけで掃除機の性能は決まらないということを痛感した。

BLACK&DECKER「Z-PV1000」

そんな中でこれなら満足だろうと思えたのは「ブラックアンドデッカー」の製品。「Z-PV1000」は仕事率が 26W と表示されていたけれど、同 20W の製品とは全く吸引力が違う。もちろん、吸い込み口の形状も関係してくるので一概に数値だけの差ではないかもしれないが、これは良いと感じた。

他にはやはり同社の「PV1210」。確かスペックは表示されていなかった記憶なんだけど、PV1000 の上位機種なんだろう。印象は変わらない。

どちらも 5000円以上の値段が付けられていたけれど、掃除機を購入するなら「ゴミをしっかり吸える」ということがまずできないと意味がないだろう。個人的にはデザイン的にも納得できる製品でありました。

そんなわけで、帰宅するや相方に話をして、翌日、実際に店頭に連れて行き各クリーナーの吸引力を体験させて納得させた上に価格も 5980円となっていたこともあり、Z-PV1000 を購入するに至ったのでありました。

実際に使ってみて音はお世辞にも静かとはとても言えないけれど、ゴミはとにかく気持ちよく吸い込んでくれるのでとても嬉しい。強弱の 2段階にパワーを切り替えられるようになっているけれど、基本的には弱でも十分という感じ。もっと早く欲しかったと思ったほどw

ゴミはダストカップで遠心分離される仕組みになっているので、ゴミはダストカップ横のフタを開いて捨てる方式。紙パック不要のサイクロン方式の掃除機全般に言えそうだけど、細かいゴミが舞ってしまうかもしれないので、ゴミの捨て方はちょっと工夫がいるかもしれない(まだゴミを捨てるほど使っていないので)。

ノズルの角度が 10段階に変えられるので、高いところの掃除も便利に出来そうだし、ちょっとゴミを吸いたいという時に手軽に使えて吸引力も十分でなかなか満足な買い物でありました。

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