AV Watch、「東北パイオニア、デジタル無線ヘッドフォン新モデル」の記事。
前モデル、「SE-DIR800C」からの正常進化って感じですね。AAC、PCM(32/44.1/48kHz) デコードに対応し、電源を入れてから3時間後に自動的に電源が切れる機能も実装。店頭予想価格は、25,800円前後の見込みだとか。個人的には価格的にも仕様的にも魅力的。
ずっと、コードレスヘッドフォンについては迷っていて、自分としてはドルビーヘッドフォンに対応しているものと決めてはいる(各社の独自サラウンドって何かパチもんに思えてしまって (^^;;) んですけど… 決め手がない。
価格的にも手を出せる候補は
パイオニア SE-DIR2000C
ビクター HP-W1500
オンキヨー MHP-AV1
まず、MHP-AV1 はどうも評判がもう一つの模様。それはおいといても、ドルビーヘッドフォンのモード切り替えが出来なかったり、有線のヘッドフォンをつなぐ端子がない(付属のヘッドフォンが気に入らないと他に手が無くなる)のがマイナス点。増設用のヘッドフォンも発売の予定も今のところないようなのもマイナス。というわけで、却下。
残った2機種だけれども、HP-W1500 にはヘッドフォン端子がないのが同上の理由によりマイナス。あとは価格コムにさえ、未だに購入の書き込みがないのが不思議。よほど売れていないのか、購入層はネットとの親和性はないんだろうか?
片や SE-DIR2000C は特に問題点もないのだけど、このモデルはヘッドフォンを頭にかけると自動的に電源が ON するようになっている。これ自体は一見、便利そうなんだけど、いろいろ調べてみると、使い込んでいくうちにへたってきて、プチプチノイズが入るようになったりするらしい。接触不良かな。そんなわけで、電源の入り方は HP-W1500 のように、個別にスイッチがついている方が望ましいと思われる。
SE-DIR2000C と HP-W1500 は実売価格も近くて、またちょっと価格も高めなので手もなかなか出しにくく、堂々巡りだったんですが、ここにきて、SE-DIR800C II が出てきたのは朗報。
まだ詳しい内容が不明だけれども、実売価格も6割ほどだし、前モデルを踏襲しているのであれば、電源 ON も個別のスイッチのはず。充電方法も、前モデル同様で画像を見る限り、充電池を外してトランスミッタ部にはめて充電するようになっているようだ。この方法も、不便といえば不便だが、自分の使用頻度としては、週一くらいだし、枯れた方法なので、トラブルになることもないだろう。
あと大事なのは掛け心地だけど、こればっかりは試してみなければ何ともいえない。2月中旬発売らしいので、発売されたら試してみよう。