[CS] LINN の「Kazoo」と「Kazoo Server」と「MinimServer」と

LINN のネットワークプレーヤー DS シリーズの操作ソフト「Kazoo」と、それと組み合わされる「Kazoo Server」について、虹色の林檎はどんな味?では次のようなエントリを書いてます。

自分は所謂、NAS を使っていなくて、Mac mini(Early 2009) をサーバーにして、そこに Kazoo Server をインストールしているわけですが、Kazoo と Kazoo Server の組み合わせは、なかなか良いのです。いや、良かったのですが…

ちょっといつの頃からは記憶にないのですが、Kazoo から Kazoo Server が見えなくなる(認識しない)ことが増えました。このエントリを書いている今は全く見えません(苦笑)。

Kazoo

都度、Kazoo Server を再起動させたり、なだめすかしてやってきましたが、いい加減、面倒くさい。その内、バージョンアップされれば直るんじゃないかと思っていたんですが、一向に直る気配がありません。

Kazoo Server の問題かなと思ってたんですが、試しに Kazoo の前身にあたる「Kinsky」で、Kazoo Server を試してみると、問題なく見える(認識する)んですよねぇ… こうなると何が悪いのか全く分かりません。

Kinsky

しかし Kazoo の快適さに慣れてしまうと、Kinsky に戻るというのはちょっと辛いわけです。そこで、Kazoo Server の前に気に入っていた、「MinimServer」を改めてインストールしてみました。MinimServer については、虹色の林檎はどんな味?では次のようなエントリを書いてます。

MinimServer は問題なく Kazoo からも Kinsky からも見ることができます。とはいえ、Kazoo は Kazoo Server と組み合わせて使うことが想定されているので、Kazoo の全ての機能は Kazoo Server と組み合わせて使用できることになっているはず。なので、Kazoo と MinimServer を組み合わせても検索とか使えないと意味ないなぁと思ってたんですが…

実際に試してみると、検索機能は使えるのです。Kazoo と MinimServer の組み合わせでも。これは嬉しかったですねぇ…

Kazoo と MinimServer

Kazoo で MinimServer にアクセスすると、Kazoo Server との組み合わせのように、いきなりアルバムのアートワークが表示されず、MinimServer のツリーが表示されてしまうのは仕方ないところです。

ただ、検索機能は使えるので、聴きたいアルバムや曲、アーティストが決まっているのであれば、検索窓にキーワードを打ち込んでやれば、ある程度の階層までは絞り込んでやることができるので、一から階層を辿っていくよりは便利かと。

とはいえ、ある程度の階層までしか絞られませんから、そこから目的に辿り着くまでは数クリックする必要があるのは、快適とは言えず、やはり Kazoo と Kazoo Server の組み合わせには敵いませんね。

まっ、いくら快適でも使えない Kazoo Server との組み合わせよりはましなわけで。それにアルバムを追加した時に、再スキャンかける時も、MinimServer の方が速いですし。でも、これって自分の環境だけなのかなぁ…

 

[CS] AudioQuest 初のヘッドホン「NightHawk」

先日、発表になった AudioQuest の初めてのヘッドホン「NightHawk」が、気になってます。

AudioQuest NightHawk

AudioQuest はケーブルを造っているメーカーですが、USB DAC の「DragonFly」も発売していて、これも評価は高いようです。

ちょっと色々とケーブルをあたっているところで、AudioQuest も候補の一つなんですけど、そこで AudioQuest のサウンドというのが気になってきて、ヘッドホンにも。というところです。NightHawk、名前もヘッドホンも格好いいですし。

まずハウジングには「リキッドウッド」という新素材が使われていて、おそらく一個一個異なる模様が美しいです。形式はセミオープン。

そしてドライバーは 50mm 径で、バイオセルロース製のピストン式振動板が採用されています。開発にあたっては、スピーカーからヒントを得て、スピーカーで採用されているが、ヘッドフォンではあまり使われていない技術も積極的に検討・投入されているということもありますし、AudioQuest 初ということで、過去にとらわれることもないということで、他のメーカーとは一味違う、音を聴かせてくれるのではと思います。

ケーブルメーカーなので、高純度のSolid Perfect-Surface Copper+ 導体や発泡ポリエチレン絶縁体、カーボンベースのNDS (Noise-Dissipation System)、銀メッキの先端など、ケーブルの部分にもこだわりを感じられるのがいいですね。ケーブルは脱着可能で、リケーブル用のケーブルの発売もあるようです。

ちょっと気になっているのは、インピーダンスが 25Ω というところでしょうか。アンプを選ぶかなぁ…

発表当初は、自分には手の届かない価格になるんだろうなと思ったんですが、現在、いろんなところで予約が始まっています(発売は3月下旬)が、8 万円前後になるようです。これなら自分でも頑張ればなんとかというところでしょうか。まずは試聴でしょうかね。発売が楽しみです。

 

[CS] ソニーから音質にこだわった microSD カード登場

電源ケーブルから、アンプやプレーヤーをつなぐケーブルはもちろん、果ては USB ケーブルや Ethernet ケーブルまで。オーディオグレード、高音質を謳った製品があって、その効果の有無については賛否両論あるわけですが…

そんなところに、ソニーから音質にこだわったという microSD カード「SR-64HXA」が登場しました。

ソニー microSDXC カード「SR-64HXA」

この手のお話は、自分は頭から否定するつもりもありませんし、どちらかというと変わるんだろうなぁという認識ではいます。自分にその変化が聴き取れるのかどうかというのは、置いておいてですが。

このカード、カードからファイルを読み出す際に発生する、微弱な電気的ノイズに着目して、耳で聴き比べながらパーツの吟味や、技術的な音質改善アプローチを行なう事で、再生機器の部品や回路に悪影響を与えるノイズを低減したそう。

ソニー microSDXC カード「SR-64HXA」データ

公開された「周波数解析データ」。グラフの縦軸、横軸に数値が入ってないのはなんでなんだ?とかいろいろ気になることはあるものの、技術的にもバックボーンがあり、音質改善にアプローチしてるところは、単にオカルトととかでは片づけられないものはあるんだろうと思います。

容量はまずは 64GB からのようですが、店頭予想価格 18500 円前後と言う価格は、一般的な同じ容量の microSDXC カードが 4000 円程度であることを考えると、試してみるにはなかなかハードルが高いっすね。

しかし、PC Watch の「ソニー、“音質にこだわった”microSDカード」の記事中では、

と言った技術的な話を踏まえた上で聴いてみると、「うーん、大差はないけどあるかも知れないなぁ」と言ったところ。

via:ソニー、“音質にこだわった”microSDカード ~技術面と品質管理からアプローチ – PC Watch

と、述べられていて、AV Watch の「ソニー、音質にこだわったmicroSDXCカード。「ハイレゾウォークマンに最適」」の記事中では、

静かな環境下で聴き比べれば、大半の人が瞬時にわかるレベルの違いがある。個人的には、オーディオ機器の電源ケーブルを交換した時の変化に近いものを感じた。

via:ソニー、音質にこだわったmicroSDXCカード。「ハイレゾウォークマンに最適」 – AV Watch

と、述べられているのを見ると、この手の話を象徴しているような気がして、苦笑せざるを得ませんでした。

3 月 5 日、発売です。

 

[CS] Anker ライトニング USB ケーブル、交換へ

[CS] Anker ライトニング USB ケーブル」なんてエントリも書きました、Apple MFi 認証も取れている、Anker のライトニング USB ケーブル。

同時期に結局、2 本購入して使っていますが、使用から 2 ヶ月も経たない先日、1 本のケーブルを使って充電が出来なくなっていることに気がつきました。

Anker ライトニング USB ケーブル

iPhone につないでみると、「このケーブルまたはアクセサリは認定されていないため、この iPhone で正常に動作しない可能性があります。」とメッセージが表示されます。

ケーブルの外見上は、被膜が破れたり断線しているような感じは見受けられないんですが、どうやら使えなくなったのは確かなようです。18 ヶ月保証もありますので、一応、サポートに連絡してみました。

すると、日曜日だったのにも関わらず、返事が来まして、交換の手続きを取ってくれるとのこと。品質云々はともかく、このサポートには大変、感心して好感が持てました、ありがたいことです。交換品は 3 日ほどで届きました。

 

[CS] ネタのタネ 20150218

攻殻機動隊 ARISE

  • 2013 年 6 月から順次劇場公開されていた「攻殻機動隊 ARISE」シリーズに映画「攻殻機動隊 新劇場版」につながる完全新作エピソードを加えて、4 月からテレビ放送されることになったそうで。TV シリーズのタイトルは「攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE」。TOKYO MX など 9 局で放送予定。自分は BS11 で観ようかな。
  • 機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ 青い瞳のキャスバル 冒頭7分映像が公開されました。配信は 3月 13 日までの期間限定ということなので、興味のある方はお早めに。ザクが格好いいよ。ザク。
  • [CS] Bluetooth な血圧計」なんてエントリを書きましたが、エー・アンド・デイからも Bluetooth でスマホとつながる血圧計が発売されるとのこと。ニュースリリース(PDF)。あと、体重計と体温計も。さらに HealthKit にも対応しているという。えらいっ!発売は 4 月で、推定市場価格は、血圧計と体重計が税別10000 円前後、体温計が税別 7000 円前後とのこと。血圧計と体温計が欲しいな。
  • ドリカムのカヴァーアルバム「私とドリカム2-ドリカムワンダーランド2015 開催記念BEST COVERS-」が 4 月 1 日に発売になるとか。これも楽しみ。今度もハイレゾ版はあるのかな?

 

[CS] サザンオールスターズ「葡萄」

サザンオールスターズの 10 年ぶりのニューアルバムのタイトルが「葡萄」に決まったようで。発売は 3 月 31 日。

サザンオールスターズ「葡萄」

収録曲は、全 16 曲。

  1. アロエ (WOWOW 2015 CMソング)
  2. 青春番外地
  3. はっぴいえんど
  4. Missing Persons
  5. ピースとハイライト (フォルクスワーゲン「New Golf」 CMソング)
  6. イヤな事だらけの世の中で (TBS日曜劇場「流星ワゴン」主題歌)
  7. 天井棧敷の怪人
  8. 彼氏になりたくて
  9. 東京VICTORY (三井住友銀行 CMソング / TBS系列「2014 アジア大会&世界バレー」テーマ曲)
  10. ワイングラスに消えた恋
  11. 栄光の男 (三井住友銀行 CMソング)
  12. 平和の鐘が鳴る (NHK 放送90年イメージソング)
  13. 天国オン・ザ・ビーチ
  14. バラ色の人生
  15. 蛍 (映画「永遠の0」主題歌)

同時に、ツアーの日程とタイトルも発表されてます。タイトルは「サザンオールスターズ LIVE TOUR 2015「おいしい葡萄の旅」」。ツアーは 4 月 11 日の愛媛県武道館を皮切りに、全国 10 ヶ所。

自分が参戦出来そうなのは、5 月 16/17 日の京セラドーム大阪かな。一般発売日は 4 月 25 日。ファンクラブ先行とか、一般先行とかあると思うので、何とかチケットゲットしたいと思います。

 

[CS] Mac で「ベジェ曲線」のお勉強

「ベジェ曲線」といえば Adobe の Illustrator なんでしょうけど、自分はろくに触ったことがないんですよね。もう価格的にも機能的にも自分には手を出せないアプリになっちゃった感じです。

ただ、最近はベジェ曲線を扱えるベクタードローイングアプリも増えてるみたいで、ベジェ曲線をちゃんと理解したいという欲求は以前から持っているのでした。

それで、昨年末くらいだったかな?以前、購入してあった「改訂二版Illustratorで学ぶベジェ曲線習熟ドリル」を使って、適当なベクタードローイングアプリで勉強を始めようと思ったら、見当たらない… かすかな記憶をたどっていくとどうやら自炊もせずに処分してしまったようで、「なんてもったないことを!」と頭を抱えたのでありました。その時は、ネット上を結構、探し回ったんですが在庫があるところは見つけられず。

まぁ買い直すのもなんか悔しいと思って、版元さんに確認してみたら、「2 月頃に新装版が発売になる」と教えていただいたので、首を長くして待っていたところに、発売されたのが、「[新装改訂版]Illustratorで学ぶ 「ベジェ曲線」習熟ドリル」。今、確認してみるとアマゾンでの価格はとんでもないことになってますね。この本は税込み 1944 円なので、お間違えのないように。

[新装改訂版]Illustratorで学ぶ 「ベジェ曲線」習熟ドリル

さて、この本はタイトル通り、Illustrator の使用を前提に書かれているわけですが、まぁ、ベクタードローイングアプリなら似たようなものだろうと思って代替のアプリを探してたんですが、Adobe のアプリって 30 日間試用可能な体験版が用意されてるんですね。いや、知らなかったなぁ… (^^;;

Adobe CC

ということで、Illustrator でお試し中。30 日間、じっくり試したいと思います。

さて、Illustrator の代替アプリも見つけなきゃならないわけですが、とりあえず Affinity Designer が評判が良さそうなのかな?これはフリートライアル版(10 日間のお試しが可能です)が使えるので、また使ってみたいと思います。しかし、Affinity Designer は年末にディスカウントされていたので、そん時に買っときゃ良かったなと今さらながらに思ってたりしますが、後の祭り。

まだ始めたところですが、全く分かっていなかった「方向線」の扱いを少し理解してきたところです。

Adobe Illustrator

地道にドリルを進めて、理解を深めていきたいと思います。

 

[CS] LUMIN のネットワークプレーヤー「T1」「D1」

ようやく日本でも LUMIN のネットワークプレーヤー「T1」「D1」が発売になったようで。

LUMIN T1

LUMIN D1

価格は、T1 が 750000円(税抜き)、D1 が 350000円(税抜き)とのこと。ようやく LINN の MAJIK DS の対抗馬が出たというところでしょうか。MAJIK DS ユーザーとしてはとても気になります。

なんとか自分でも手が届きそうなのは、D1 ということになりそうですが、操作系は、LUMIN と LINN では甲乙つけがたいはず。あとは音質ですが、こればっかりは聴いてみないとですね。

ちょっと気になったというか残念なのは、D1 の電源が L1 の AC アダプターと同じものという点。この価格帯のオーディオ製品でそれはどうなの?という感じですが、別途、電源は用意されるとのこと。その電源ユニットは幾らくらいになるのかなぁ…

LUMIN は DSD の再生まで可能なのが魅力。MAJIK DS って下取りに出したら、どれくらいになるのかなぁとか考えてしまいます(笑)

 

[CS] 「EasyDSD」と「JRiver Media Center」

[CS] PCM ファイルを DSD ファイルに変換。「EasyDSD」を試す」なんてエントリを書きましたが、その後、Easy DSD を使って、主にハイレゾファイルを DSD64 ファイルへ変換する作業を黙々とやっております。

EasyDSD

そんな中、一つ問題が…

今のところ 258 曲の変換が終わったんですが、ある 1 曲だけ再生してみると、曲の中盤から「ピー!」という高周波が曲の最後まで乗ってしまっていました。3 回、変換をし直してみたのですが、現象は全く変わらず。もちろん、元のデータを再生する場合は問題ありません。

そこで試しに、JRiver Media Center を試してみることにしました。

JRiver Media Center

とりあえず DSD への変換機能だけを試しただけですが、EasyDSD は DSD64/128/256 に対応しているのに対して、Media Center は DSD64/128 への対応ということになっているんですね。

シンプルな EasyDSD に対して、高機能な Media Center はなかなかとっつきにくいという感じではありましたが、無事に変換ができました。で、早速、再生。

結果としては、うまく行きまして、ノイズはなくなりました。

EasyDSD の変換ではノイズが乗ってしまうというのは、どんなところに原因があるんでしょうかねぇ… バグなんだろうか?

 

[CS] ネタのタネ 20150213

Geek Out

  • Geek Out」という小型の USB DAC/ヘッドホンアンプがあるんですね。PCM は 32/384 kHz まで、DSD は DSD128 まで対応。USB 端子直差しタイプですが、このサイズで A 級アンプなんだとか。その分、発熱も高いようですが… What Hi-Fi? の LH Labs Geek Out review によると、☆4 がついてます。
  • SING LIKE TALKING の 7 作品がハイレゾで配信開始されてました。moraVICTOR STUDIO HD-Music. から購入可能です。自分はこの内、5 タイトルの CD を持ってますが、持ってないのを買おうかなぁ。それとも「0[lΛV]」とか購入して CD と比べてみようかしら。しかしマスター音源は何、使ってるんだろう?
  • ハイレゾつながりで… いろいろ配信音源も漁ってる中で、HANK JONES -The Great Jazz Trio- の「LAST RECORDING」の DSD(DFF)|2.8MHz/1bit が配信されているのを見つけたんだけど、マスター音源はなんなんだろうか?SACD が出てるからそっちを購入した方がいいんだろうか?