「Mac の音を良くしよう計画」実行中。とにかく最大の懸案事項、スピーカーをどうするかを考えるため、試聴の旅へ (笑)
気になっているスピーカーが全て心斎橋で試聴可能なことが分かったので、お出かけ。しかし暑いですねぇ〜 雨が降らずに助かりました。
まず、タイムドメインの Marty101 を聴くためハンズの5Fへ。ソースは全て自分の iPod からいくつか選曲。
音が出てきた第一印象は、「案外鳴るな」ということだった。
ボーカルや高域はなかなかなだと感じたけれども、ドンシャリに慣れているであろう自分の耳には、低域の量感がもう一つか。曲によってはややブーミーな感じを受けたこともあって、「もう一つかなぁ」と感じてしまった。
また、スピーカーユニットが上向きということもあり、無指向なのは良いのだが、ある程度空間がないと、活かしてあげられないのではないかと思う。
しかし、自分の Mac の周辺環境は、エレクターの棚板(120cm)を机代わりに三方を壁と家具に囲まれていて、上も棚板があるので、空間的に狭い。なのでこれはちょっと無理かなという感じがする。
続いて、そごうの 12F にある、BOSE のショップへ。目的は、もちろん Micro Music Monitor(M3)。
実物を見たのは初めてだったけれども、確かに小さい。これであんな音が良く出るものである。
BOSE というと自分の中では低音バリバリってなちょっとした偏見がなくはないが、M3 から出てくる音はやや低域が強めに出る曲もあったけれども、バランス良く鳴る感じで、なかなか好印象。
人気があるのも頷ける。これなら購入しても後悔することはないだろう。場所的なメリットも大きな魅力。
またネット上のいくつかのレビューを見てみると、ソースのアラが分かってしまうというコメントが見られたが、自分のへたれな耳ではそういう感じは分からなかった。
そして最後は、アップルストアへ。目的は、B&O の BeoLab 4。
こいつもなかなかバランスも良いし、音場感が良かった。BeoLab 4 を聴きながら M3 を思い出すと、やはり M3 はモニター的な音だったなという印象に変わる。この辺は、どっちが良いということではなく完全に好みの問題だろう。
そして、BeoLab 4 で音楽を聴いていると自然に顔がにやけてしまった (^^;;
音楽を聴いて自然に顔がにやけるのは久しぶりの経験である。自分の B&O 贔屓を差し引くとしても、理屈でなく自然とにやけてしまうBeoLab 4 が自分には一番「良い音」なんだろうと思う。
さて、この BeoLab 4 はリアルアップルストアにしか置いていないもよう。で、店員に尋ねても仕様が分からないということだったので、ちょっと無理かなと思いながら、取説を見せてもらった。その上で、ヤマギワへ行き、B&O のカタログをもらいつつ、BeoLab 4 の実物と比べてくる。
一緒にもらったプライスリストによると、アップルストアにあるのは、BeoLab 4 PC というのが正式名らしい。
ということで自分が調べた範囲では Beolab 4PC は通常の BeoLab 4 と比べて
- 価格が5万円ほど安い
- 接続がPCオンリーとなっていて、B&O のシステムに組み込むための Power Link が省略されている
- 置き場所によって、低音のレベルを調整できるスイッチがない
- カラーバリエーションがブラックのみ
というところが、大きな差か。
2 の項目については将来 B&O のヘッドユニットを購入してと考えている人にとっては不利な条件ではある。ただ自分の場合、B&O のシステムを組める身分になるのは当分考えられないので、まぁ良い。問題は3。
多分、BeoLab 4 の壁つけなどのブラケットが使えるだろうと思う(確証はなしサポートに確認したところ互換性はあるそうです)のだけど、それをエレクターの棚とうまく合わせると机の上も広く使えるし、それによって低域が調整できるのは良いと思っていただけにちょっと、痛い。
しかし、そのために +5 万が出せるかというと… う〜む…
価格は大ざっぱに、M3 : BeoLab 4PC : Beolab 4 = 1 : 2 : 3 てな感じになる。
まぁスピーカー単体と考えるとどれも高いと思うが、アンプ+スピーカーと考えるとオーディオの趣味の世界では大した額ではないと思えてくるから不思議だ (爆)
ということで、ボーナスと相談しなければいけないが :-p できることなら、BeoLab 4PC を購入したいなと思っている。