大阪では、梅田ガーデンシネマで今日から1週間の限定で始まった、「王と鳥」。初日に観に行くことが出来ましたよ。いやぁ〜映画を初日に観に行ったのは一体、いつ以来なのだ? (^^;; ただ、上映時間を調べてみたら、1日、2回しかないのね。なかなか厳しい…
映画の方は、テンポも良く、音楽というか音がいいなぁと大変楽しむことが出来ました。87分があっという間。
物語の舞台は、目もくらむばかりにそびえ立つタキカルディ王国の高層宮殿。最上階の秘密の部屋には、3枚の絵が飾られていた。美しい羊飼い娘と、煙突掃除の青年、そして、孤独な王の肖像画。娘と青年は恋をしていた。その仲を引き裂こうとする王。ふたりは絵の中から、逃げ出した。一羽の鳥が道先案内人になり、めまぐるしく続く階段を、どこまでも駆け降りてゆく……。
ジブリの高畑監督が以前のトークショーで語っていたという、「特に『カリオストロの城』は、この映画の半分パクリみたいな」の言葉が何度も頭を過りました (笑) 確かに「カリ城」を思い浮かべてしまう場面は多かった。
でも、それだから余計にでしょうか? 映画を見終わった後に、「カリ城」を観たくなっちゃっいましてね。近いうちにまた観ようっと。
さて、ストーリーの中に込められたメッセージをいろいろ考えてみるとこれがまた面白いわけですが、どうしても自分には分からなかったのは、ラストシーン。
いや、ラストシーン自体に込められたメッセージは、多分こういうことだろうというのは、自分なりにも解釈できるのですが、なぜ、最後、あのような状況になった中で、また「あれ」はああなってしまったのか? そしてなぜ、「あれ」は動いたのか? そうなった経緯とかが気になって気になって (^^;;
まっそれはともかく、面白いことに変わりなく。DVD はアマゾンでは在庫切れになっちゃってるようですが、是非、DVD を手に入れてまた観たいと思います。「デジタルリマスター版」が出るのかどうかが相変わらず気になっているわけですが (^^;; あと、最初に公開された「やぶにらみの暴君」も観てみたいなぁ。どうにか観られないものだろうか?
さ〜てさて、「王と鳥」は大ヒットしているようで、上映期間延長と拡大公開が決まったそうです。
追加になったのは、神戸、京都、名古屋にある各映画館。上映期間は名古屋は3週間、その他は大阪と同じく1週間ということになっているようです。9月、10月になってますが、お近くの方は是非。お薦めの一本だと思います。