きっかけ
諸々の事情により Win 機を購入して一年ちょい経ちました。17 インチの CRT に繋いで使ってましたが、その隣に iMacG5 が鎮座しまして、稼働率の落ちたこの CRT がジャマでしょうがない (^^;;
iMacG5 に外部入力端子でもついていると一挙に問題解決なんですが、それは無い物ねだりってことでRemote Desktop Connection Client for Mac (以下、RDC)を使ってみることにしました。
準備とインストール
とはいえ、我が家の WindowsXP は Home Edition。RDC は XP の場合 Professional が必要なので、まずはアップグレードが必要。ということで、調べてみると、期間限定で
ステップアップグレードというパッケージが出ていたので、それを購入。
入手後、早速インストールしたものの、その直後、解像度は VGA、色は256色に固定になる… or2 「ぐぁ〜これだから Win は…」と悪態をつつきながら分からないなりにいろいろ見てもやっぱりよく分からないので、しかたなく再起動… 直った… or2
続いて、RDC の設定。こちらはサイトを参考に(というかそのまま)してあっさり、終了。Windows のデスクトップが見えるようになりました。初めて Virtual PC を触った時の感動を思い出します。
使用感としては当然ながら Virtual PC よりも快適。多少、描画がもたつく感が無きにしもあらずですが、先日、AUGM で見せてもらった時よりは良い印象(デモの時は PBG4 でした)。単にグラフィックカードの性能なのか、はたまた G5 所以なのか、ネットワークの問題か。Win – Mac 間で Virtual PC のようにコピペができると嬉しいな。もっとも、これも RDC の設定で接続した時に Win 環境から Mac の HDDが見えるようにできるので、ファイルのやり取りは楽にできます。
ちょっと困ったこと
これで準備OK。あと Win 機の方の CRT、マウス、キーボードを取っ払えれば終了ということで、そこから試行錯誤。まず、自動ログインができないと困るので、デジタル ARENA の記事を参考に設定。また、終了時、Win 機の電源ボタンを押すと、シャットダウンするようになっているんだけど、
RDC を終了する時に「切断」を選択すると、Win 機を落とす時に、「ログオンしているユーザがいます」(だったけかな?)とかなんとかメッセージが出ちゃって、キーボード操作が必要になるんです。これは、RDC を終了する時に「ログオフ」を選択して終了するようにすれば Win 側も問題ないことが分かったので、それで対応することに。
あとは、マウスを取るのは全く問題なかったのですが、キーボードを外すのにうまくいかない。取っ払って Win 機を起動させると、いつまでも起動しないので、確認してみると、キーボードが繋がっていないということでエラーで止ってる。BIOS の設定で何かあるんだろうなと思って、見てみたもののよく分からず、困っていたのを教えてもらいまして、解決。BIOS 設定の中にある「Halt on」という設定を「All, but Keyboard」にすれば OK ってことでした。
ということで、めでたく Mac 周りも快適になりました。Virtual PC の利点というのはあると思いますが、Win 機と Mac を両方持っているのであればこの環境というのはかな〜り良いですねぇと今さらながらに実感しております。お薦め。